今、産経新聞で『悠久の天皇陵』という記事を掲載している。
これが面白い。
とにかく来年どのような元号になるのか楽しみだけど、歴代の天皇の
御名前やその周辺の歴史、事情をしるのは楽しいではないか。
で、読む度に切り抜いてファイルに入れているのだけど、こんな事
に意味があるかと言うとないのですよね。それに、いずれ本になって
出版される、だけど、やらずにはいられない。
私の実家はビジネスホテルでした。毎日配達される5紙以上の新聞は
その内、新聞紙として焚き付けや、畳の部屋のゴミ集めに濡らして
千切って箒で集められるという運命を辿るのだけど、それにしても
多過ぎる。私は何時もこの大量の新聞の処理係りを任せられていた。
最初はただキチンと折って束ねて紐で縛るだけだったのだけど、活字に
興味が湧いて来て、その内、面白い記事は切り抜いて項目別に分ける
という習慣が出来てきた。
なんせ、大量の新聞だし、お客様によっては何でこんなにグシャグシャに
するのさ・・・と腹立たしい時もあって、ただ纏めるだけでも時間がかかる。
結果、手は新聞の活字によって、真っ黒になる。
最近は電車の中で新聞を読んでいるオジさんは皆無になったけど、しばらく
前はそんな人がいましたね。で、次の紙面に移る時キチンと移れるかどうか
がとっても気になっていました。
あ〜そんなに乱暴にやったら読みにくいでしょ・・・
我が家は今は夕刊は取らず、朝刊だけになっている。
時代は変わったというけれど、新聞の効用は大きいと思う。ネットで調べれば
なんでも分かるけど、自分に調べたいという語彙が無ければ、何事も動かない。
新聞は兎に角、様々な分野が載っている。興味のない事も載っている。
そして、え〜!・・・とか、ほお〜・・・とかいう項目が眼に入ってくる。
かくて世の中が見えてくる。
あのクロガネヒロシさんは買いたい本があるとその両隣の本もいっしょに
買うのだそうです。
つまりは広い世界を見てみたいと言うのでしょうかねえ。
悠久の天皇陵、世界で最も古く、今も続く日本の天皇の歴史が来年色々
動くのですねえ。