Acousphere Live 2016.10.11 吉祥寺Star Pine's Cafe

2016年10月11日(火曜) 吉祥寺スターパインズカフェにてスペシャルライブイベント「Acousphere with Friends」を開催します! 
Acousphere Recordに所属するアーティストが一同に集うライブをお楽しみください!
日にち:2016年10月11日(火曜)
場所:吉祥寺スターパインズカフェ 東京都武蔵野市吉祥寺本町1-20-16 B1
出演:Acousphere / Acoustic Sound Organization / Aerial / Sonascribe
時間:Open 18:00 / Start 19:00
前売り ¥3,900+1drink / 当日 ¥4,900円+1drink
詳細はこちらをご覧下さい!

2016年10月9日日曜日

前回の後半です。

前回どういう訳か、後半の部分が切れてしまいました。
で、そこから書き直します。
 
 この人は悪性の貧血というチョット珍しい難病をもっている
そうで、病院に入院している時の事を書いた随筆にこんな描写が
あります。そして、病院ほど恐ろしいものはないと・・・書いて
います。偉い人なのに。
『深夜の病室とは得体のしれない音が起こっては広がる場所だ。
それは自分自身の肉体や精神の内部から起こってくるものらしい。
熱の上がり、下がりや、脈拍の緩急、熱と汗と痺れと耳鳴り、と
幻覚と幻聴、さらには揺れ動く、生と死に対し、身体と心が闘って
いる物音だ』と書いています。
 そして、やがて朝がくる。朝雲が東に走ってゆくという情景に
イメージが踊る。病床の上司さんの耳に美しい歌声が沸き起こる。
『オオ・ソレ・ミオ』という歌が聞こえてくる。
実は付き添いのオバちゃんによるとそれは、豆腐売りの声だと
後でわかるのである。
『おとーふ、よろーし』

 私は思う。
 夜の怖さは自分一人で闘わねばならない・・・という恐怖だろう。
しかし、看護婦さんの巡回の音や、なにかあれば、常駐している
お医者さんが駆けつけてくれるというのは大きな安心につながる。
実際、痛いと言えば、夜中でもなんらかの処置をしてもらえるという
のは有り難い。
今回、放射線治療を3週間に渡って、受けることになったのだが、
こういう時に読みたい文章に遭遇するというのはなんと言う僥倖か
ですねえ。

『街道をゆく』近江散歩

『街道をゆく』司馬遼太郎さんの24巻(近江散歩、奈良散歩)の265ページに
雑華の飾りという表題で『仏教とは何か』を大まかに論じている所があります。
(雑華の香り)
という言葉も凄いです。勿論司馬さんの造語でしょう。
釈迦が説いて、その後200年も経典としては編まれず、その巨大な思想的気分が
残されていた。その後あのシルクロードを渡って、人や物、宝石と共に中央
アジアを渡って、中国で初めて、『華厳経』として成り立つ。中央アジアの砂漠の
国に金髪碧眼の美女が多いのはこのせいである。
面白いですね。ワクワクしてしまいます。
このずっと後に空海や最澄が海を渡って、経典を持ち帰り、日本に広めるのですが、
何という壮大な歴史なんでしょう。司馬さんの『空海の風景』もまた面白いですね。

で、今回は次の項の『光耀の仏』に感動しました。
東大寺の上司海雲さんのこと。
この方は華厳宗の教学執事として、本来哲学や宗教の書に理解の届く境遇にいる。
それなのに、随筆集のなかでは実に虚飾の無い渾身の明るさがある。人間の弱さを
平たく肯定する心の佇まいだったと司馬さんはいいます。
それはどういうことなのか。
この人は悪性の貧血というチョット珍しい難病をもっている

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