Acousphere Live 2016.10.11 吉祥寺Star Pine's Cafe

2016年10月11日(火曜) 吉祥寺スターパインズカフェにてスペシャルライブイベント「Acousphere with Friends」を開催します! 
Acousphere Recordに所属するアーティストが一同に集うライブをお楽しみください!
日にち:2016年10月11日(火曜)
場所:吉祥寺スターパインズカフェ 東京都武蔵野市吉祥寺本町1-20-16 B1
出演:Acousphere / Acoustic Sound Organization / Aerial / Sonascribe
時間:Open 18:00 / Start 19:00
前売り ¥3,900+1drink / 当日 ¥4,900円+1drink
詳細はこちらをご覧下さい!

2011年12月23日金曜日

キムさんのサンドイッチ

KAI日本語スクールのクリスマス。
スウェーデンのキムさん手作りの
サンドイッチ。
パプリカを散らしたり、アボガドを散らしたり、カニカマを載せたり、スライスチーズをのせたり、楽しんで作ったんだろうなと思わせます。
作り方を聞いたら、"お母さんなら
もっと高く作ります。お母さんなら
もっと美味しいです。
お母さんが作ると、もっと綺麗です。"

母親は偉大ですね。

2011年12月21日水曜日

《晴子情歌 下巻》

今年の年末は早めに仕事を終わりにして、
日頃読めない、読めないと不満だった本に
没頭しています。
今回は《晴子情歌 下巻》を終わらせました。
で、レビューです。

高村薫さんはあまり女性を書きたがらない、とは

私の感覚でした。しかし、今回の晴子は見事に

描かれています。

高村氏は《女性の行動は男性ほど分かりやすくない。

女性の行動は複雑だ。》と言っています。

ここに登場する晴子も単純ではない。

こちらが望んだわけでもない男に好意を持っていた

とは思えぬのに、その人の子供を産んだり、

自分の子ではない子供を引き取ったり、かといって

周りを恨んだりもせず、卑屈にもならない。

淡々と生きる大正生まれの女がいる。


この晴子が息子彰之に自分の人生を綿々と綴って手紙を書く。

辛かったでもない。

周りが、時代が憎いというのもない。

後悔などは微塵もない。

だからといって、キリスト教的な神の思し召しだから

甘んじて受け入れるというのでもない。

そこに自分がいきているから、望んだ訳でもないが、

激しく拒むほどの抵抗もない。

ただ、そのままの流れがある意味生きていくことなんだと思う、

という仏教的な生き方が滲みでている。


高村氏は常日頃から、《職業によって、人間が確立する。

人というものはそういうものだ。》とおっしゃっている。

この下巻も鰊漁の様子が生き生きとえがかれていますが、

特に、一緒に働く足立という男の戦争体験や、そのことによって、

病んで崩壊していく人間模様の描写は凄まじいです。

そのことによって、あの戦争の悲惨を、忘れ勝ちな戦争を

慄然として、思い出します。


高村氏は晴子の生きる大正、昭和の時代を、晴子が預けられて

生きた福沢家という大所帯の中で暮らしている人間模様の中に

その時代を語らせています。

福沢家の当主勝一郎に焦点をあてて、戦後の日本の政界を活写

しています。

息子彰之の生きた大学紛争の時代は叔母の公子や従兄弟たちを通して、

時代を語っています。

私はこの彰之とほぼ同時代の昭和を生きて来て、大学紛争も

ちょうど終息するかの時代に生きていました。この近代史

を総まとめするように、自分の生きてきた時代を回想する。

そんな感傷も持ちつつ読んでいるうちに、ここに描かれる

彰之本人、父親の康夫、叔母の公子などが、この時代の空気

の中であがいている姿はそのままこの時代の世相を表しています。

高村氏の描く人間は実に興味深い。



面白かったですねえ。ナンドもいいますが、
この時代の空気が思い出されて、感慨深いです。

2011年12月16日金曜日

映画《Mr.nobody》

最近itunes storeで映画をレンタルしています。
今回は《Mr.nobody》

ちょっと、難解かなとも思いましたが、
面白かったですね。
で、レビューを書きました。


久しぶりに、困惑を畏れずに観てしまいました。 
この主役の俳優さん“ジャレッド・レト”素敵ですねえ。

2092年の2月12日午前5時48分 
宇宙は突然収縮に向かう。 
世界のあらゆる事象は 
《エントロピーの法則》にのっとって、動いて行く。 
つまり、あらゆるものは生まれた時から壊れる方向に 
向かって行く。 
秩序あるものは、無秩序に、 
机の上は次第に乱雑になっていく。 
新しい物は出来たその瞬間から古くなり、 
綺麗なものは古くなって、汚くなる。 
この様子を中世の静物画の名手、カラバッジオの 
絵のような果物、ぶどうやりんごや・・・をいかにも 
瑞々しい姿から腐ってトロケルまでの様子を映し出したり、 
ねずみ《?》が死んで土に帰るまでの映像を早送りで 
映し出したり、ちょっとどきっとしますが、この監督 
の手腕はここからが凄い! 
宇宙に散らばる自転車、未来都市の建物がルービック 
キューブのように壊れて行く様子。 
美しい映像です。

そして、時間の捉え方。 
2098年に拡散が止まり、収縮が始まると時間は 
逆戻りするのか。 
この作品ではどうやら戻るようですね。 
そして、一番大きい問題は人生は選択出来る 
ということ。5歳の少年が初めて選択を迫られた 
時、ここから、あらゆる人生が始まって行く。

112歳になったニモ・ノーボディにインタビュアー 
が聞きます。あなたの人生はどれが本当なんですか、と。 
3人の女性と結ばれるようですが、本当に愛して 
いたのはアンナ。他に、エリーゼ、ジーンがいます。

人生にはいろいろな選択がある。でも、本当に 
望んだ人生はどこにあったのか。そして、やり直しは 
やはり、できないのでは。

そして、そして、最期に音楽が素晴らしい。 
特に甘い、切ない、太い弦が響く暖かみの 
ある、ギターがすばらしいです。


音楽はやはり、大変な力がありますね。この映画の
BGMに使われているギター音楽が素晴らしい。

『ベロニカは死ぬことにした』

『物語を話してあげるわ』
『王国全土を崩壊させようとした力のある魔法使いが
全国民が飲む井戸に魔法の薬をいれたの。その水を飲んだ
者はおかしくなるように。
王様とその家族以外はみんなおかしくなった。そして、
王様の決定は馬鹿げたことだと臣民が騒ぎ始めた時、
絶望した王様は自分も狂気の水を飲み、不条理なことを
口走り始めた。その国は近隣諸国よりもおかしな行動を
とっていたけど、その国は平和な日々を送り、王様は
その最期まで国を支配することができましたとさ。』

みんな狂っているのなら、自分も一緒に狂ったほうがいい
・・・という挿話が気になりつつこの本を読みました。

この物語の主人公はベロニカ。彼女は全てに恵まれて
いるにも拘らず、大量の睡眠薬を飲んで死のうとします。
しかし、死ぬことに成功せず、精神病院(ビレット)に
送り込まれてしまいます。そこには、様々な理由で
壁の中に逃げ込んでいる人達が生活しています。
本当は狂ってなんかいないのに。
でも、ガラスの壁の中が居心地がいいと思い込んで
います。
でも、みんなはベロニカの行動を見て考えます。
その中の元弁護士だったマリーはボスニアに行くこと
にします。冒険の危険には1000日分のやすらぎも
安心もかなわないと言って。
ベロニカは後1週間しか心臓がもたないと言われて
改めて生きる意味を考えます。その後に数々の箴言や
挿話がはさまれていて、私たちも迷ってしまいます。
しかし、本当はベロニカの心臓はどうだったのでしょうか。

この作家はアラブ系の人かと思っていましたが、
ブラジル人なんですね。
パウロ・コエーリョという名前もなにか詩人のようで
気になりました。読んでみて良かったですね。

2011年12月12日月曜日

2011年12月10日土曜日

吉祥寺のbase cafe

久しぶりにマクロビオティック料理を
食べました。
時間が遅かったせいか、空いていて
ユックリ食べられました。
今日は車麩の揚げ物に玄米
色々野菜の味噌汁とちょっと
面白い味付けの小松菜とハス
の胡麻和え。ハスは先に梅酢で
軽く茹でてから、胡麻で和えている
みたい。最後にノリを刻んで
混ぜているのが、いいですね。
美味しかったです。

2011年12月5日月曜日

『晴子情歌』上巻

晴子情歌やっと、上巻が終わりました。
面白いです。
高村薫さん、凄い作家ですねえ。
で、レビューを書いてしまいました。
のめり込むのに、ちょっと時間がかかる 
かも知れません。今までのように推理もの 
ではありませんから。 
でも、日本語の本来持つべき美しさはこれ 
だったかと呼び覚ましてくれます。 
気がつけば美しい日本語がたゆたう中で 
翻弄されている。 
旧仮名遣いも心地いい。 
青森県の野辺地地方の方言でしばらく語られる 
のも何だか楽しい。 
主人公彰之に宛てた母晴子の書簡には長い人生 
を振り返り、その時々の母の青春が語られて 
います。 
そして、晴子が生きてきた時代の日本の姿が 
なるほどこんなだったかも・・・と思わせる 
市井の人々の言葉で語られて、興味深いです。

高村氏は労働の現場を描くのが実に巧い。 
この作品では表紙に青木繁の“海の幸”が使わ 
れているとおり、漁の現場で働く人の姿が 
恐ろしいほどの迫力で描写されています。 
特に鰊漁での浜の賑わいと働く人の喧噪や 
息づかいには圧倒されます。 
本当にこの人は巧い! 
この部分だけでも一つの作品として成り立って 
います。 
そして、また、のめり込んでいきます。

日本語の美しさに目覚めては如何でしょう。


確かに読むのは大変です。
事件が起こるわけではなし、推理ものでも
ないし、斜め読みはこの美しい日本語を味わう
にも意味はないし。
しかし、こんな風に淡々と生きていけたらと
思います。人が生きる意味は何なんでしょう
と又、考え始めてしまいました。

2011年12月1日木曜日

立場のない2千円札

郵便局へ行く。
二つの振込先にお金を送る為に
『お願いします。』
『合わせて11430円です。』
お財布の中に2千円札が居心地悪く
座っている。
これはなんとか早く、私の手元から
飛んで行ってもらわないと・・・
で、一万円札とこの2千円札を出す。

くだんの局員、
若造だ。
一瞬、怯んだように見える。
・・・・
『・・・さあ〜ん。』
顔の筋肉が引きつったり、歪んだりして、
半ば笑いながら・・・
『いやあ、珍しいですねえ、
ほとんど見ないし、
まっ、器械通ったから大丈夫だと
思うんですけど・・・』
『・・・(偽札だって、言うんかい!)』

まっ、私もオトナですから、ぐっと呑み込んだ。
で、更に聞いてくる。
『どこで、手に入れたんですか?』
『お客様がこれを持ってらしてね。』
私話し出したら止まらない。
『お客様がね、珍しいお札が好きだとか
で、これって小渕首相の時のお札でしょ、
とか言って、微笑みながら、お勘定を
してらした。
でもね、私も思わず、
手触りを試してみたり、してしまって・・・
チラット見た時、ああ夢殿かあ〜と思った
けど、調べてみたら、守礼の門なんですね。』
『でも、珍しいですねえ。
ウチの金庫にも40枚あるかないか
ですよ。』
『だからね、やっぱり、気持ち悪いんで、
つかっちゃえ・・・と思って。』
だから〜、本物だって!

局員、すかさず、
『まっ、器械通ったから、大丈夫っすよ。』
いつのまにか、タメグチを使ってた。


2011年11月27日日曜日

下田湾から観た伊豆7島

11月21日絶好のお天気。
駅前からロープウェイに乗って
僅か5分ほどの所で降りると
"寝姿山"
展望台まで歩きました。
素晴らしい眺め、
伊豆半島からの高台から
眺めると、左から
大島
利島
鵜渡根
新島
三宅島
御蔵島
式根島
神津島
がズラッと、綺麗に見えています。
これはもう、今度は行こうと
思いますね。
でも、どう数えても8個ありますねえ。
鵜渡根は島に数えないのでしょうか。

2011年11月22日火曜日

皇帝ダリア

伊豆半島のほとんど突端にある
下田には寝姿山という山が有ります。
そこまでロープウェイで行くと、
今の季節は
"リトルエンジェル"が花盛りでした。

そこに際立って咲いていたのは
皇帝ダリアです。背丈が3メートルほど
でしょうか
原産国はメキシコだそうですが
ダリア界の王様だそうで、樹木に
劣らぬ5メートルほどの立派な幹を
ピンと伸ばして、威風堂々とした
姿が名前の由来です。
初めてお目にかかりました。
可愛い、綺麗を通り越して
凄い、立派、、、という感想です。

That`s what`s friends are for

久しぶりに朝から音楽三昧。
息子にiPADに入れてもらった
DIONNE  WARWICKの
“That`s what`s friends are for”
をエンドレスでかけて、楽しんでいます。

良い歌詞ですねえ。
in good time, in  bad time
I`ll be on your side ever more
That`s what`s friends are for

ディオンヌ・ワーウイック
エルトン・ジョーンズ
スティービー・ワンダー
の歌声の美しさ、のびやかな、
ぶれのない、確かな音。

そこに、スティービー・ワンダーの
ハモニカの優しいムードが乗って来ます。

・・・幸せのときも、辛いときも
僕はいつも君の味方だよ。
それが友達じゃないか?
ねえ、そうだろっ!

とでも言っているのでしょうか。

現代は自分の欲望がむきだしになり、
それについて、みんなが合理的な
言葉を持ってしまったがために、
お互いがそれぞれを理解し、相手の
立場に立ってみることによって、
自分が引く、自分が下がるという
選択ができなくなっている時代。

仲間、友達、兄弟、姉妹、隣人
その中で本当に、心を理解してくれる
人が何人いるか。
いつも、味方だよ、と言ってくれる
友が何人いるだろうか。
欲しい友達はたった一人でいい。

この歌を聞いていて、切ない想いに
かられます。
そして、いままで、私の前を
通り過ぎていった友人の顔が浮かんで
きます。
みんなにもう少し、言葉を選んで話しかけ、
もう少し、我慢強く聞いてあげていたら、
そのうちの誰かがもう少し、明るい
人生を歩めたのではと思うのです。



五穀米のカレー

新宿コンランショップの4階フロアー
のレストランに入ってみました。
頼むのが無くてこれに。
まあ、後は推して知るべし、、、かな。

2011年11月21日月曜日

熱川温泉つるや吉祥亭

ホスピタリティが素晴らしい。
料理が美味しい。
ロケーションが良い。
部屋が綺麗。
雰囲気が良い。レストランの造が
美しい。

ホテルの回しもんではないけど、
楽しんできました。
又、いきたいですね。
料理は美味しいです。
が、私には多かったデスね〜。
これはマグロのカルパッチョ、

伊豆半島 河津七滝

一昨日前の激しい雨でここも
土砂崩れをおこしていました。
七滝あるうちの5つが観にいく
ことができませんでした。
ただ、昨日の雨のお陰というべきか
水量が多くてドウドウと流れる
力強さにこわいほどの迫力が
ありました。
ここは釜滝、エビ滝、蛇滝、初景滝、
カニ滝、出合い滝、大滝のうちの初景滝の流れです。

観光客も月曜日に拘らず、たくさん
いらっしゃいました。
伊豆半島は温暖でいいところですねえ。
しかし、小田急電鉄は高いですね〜。
五島慶太さんがここの鉄道を造った
そうですが、偉大な事業を遺して
くれました。

2011年11月18日金曜日

書かずにいられようか!

ここのところの連日の日本女子バレーボールの
試合に魅せられました。
今晩の最終試合アメリカとの試合は3セット
連勝のストレート勝ち。
連日の監督のアドバイスも
"我慢、我慢、"と言っているようです。
確かに、どんなに窮地に追いやられても、
諦めず、気を抜かず、冷静に。
その粘り強さは驚きです。

私は最近の一連の経済界の不祥事や政界の
腐り果てた姿を観るにつけ、世界の眼が
気になっていました。
日本人をどう思っているのだろうと。

でも、この試合の中の
"大和ナデシコ"は実に立派で、
観ている私たちは胸があつくなりました。
最後の得点で勝利が決まった時など、
熱い血が一点に集まり、涙が出そうに
なりました。胸に込み上げる何かは
なんだったのか。
彼女たちへの尊敬だったのではない
でしょうか。

他の国の監督などはどう思ったでしょうか。
技術の高さ・・・ももちろんでしょうが、
その精神の高邁さ、高潔、高貴、純粋、
サッカーのナデシコなんちゃらとは
違って、みんな優しい面立ちでやさしい
お姉さん、お嬢さんでした。
この試合を観ていた外国のおえらいさん!
日本は凄い!と思ったんじゃないの?!

2011年11月17日木曜日

緑の芝生に落ち葉が映えて

"花咲か婆さん"のお陰でこの季節にも
青々とした芝生がドンドン芽を出して
います。
ここに毎日落ち葉がハラハラと落ちては
芝生に絵を描いています。
何か勿体無くて掃く気になりません。
でも、そろそろ芝の芽を刈って
はいたほうがいいのでしょうね。

20年ほど前にはこの落ち葉を集めて
燃すのがこの季節の楽しい行事でした。
アルミホイルで包んだサツマイモを
中に放り込んで、菜箸で突ついて
頃合いを見計らって取り出すと、
ネットリとした、甘みの強い金時芋
がホコホコと微笑んでいます。
美味かったな〜。
今は環境に優しくないので、できません。

甘酒が出来ました。

甘酒をシャトルシェフで作って
みました。
サラッとしたトロミと薄アマの
お味が好みなので、甘さのキツくない
甘酒です。これを暫らくはオヤツがわりに
そして、野菜やフルーツやお肉や魚も
つけてみます。
で、今晩は豚肉を漬けておいたのを
焼いてみました。
お肉が柔らかい!美味い!

2011年11月15日火曜日

発酵食品

《発酵食堂 豆種菌(まめたんきん)》
の料理長 伏木暢顕さんの本
《麹の料理》によれば、
“腸で人間の免疫力の70%は決まる”
と書いておられます。

『・・・というのは、免疫細胞をつかさどる
白血球の中のリンパ球の約70%が腸に集中
しているため。
腸には身体に有益な働きをする【善玉菌】、
有害物質をつくる【悪玉菌】、それと二つの
菌の勢力が強いほうに味方する【日和見菌】
の3種類の腸内菌がいます。
善玉菌がふえれば、腸内環境が整い、悪玉菌が
増えると、下痢や便秘になります。・・・』

このお話は以前に書いた、辨野よしみさんのお話
でも紹介しました。
そして、枠山紀一さんの
《よみがえる千島学説》
の中でも論じられている学説にも符合します。
(間違いだらけの現代医療)の中でも
論じられていますが、
今の医学の常識では血液は骨髄で造られる
というのが主流です。
しかし、千島喜久男さんの学説では
《血液は骨髄でも造られるが、多くは腸で
造られる》というものです。

そして、その結論として、
いささか、唐突すぎるけど、
良い食物を食べれば良い血液が増える。
つまり、食べ物が一番大切なんだということ。
というかもっと、知りたければこの本を
読んで下さいね。

で、麹の話しですが、
麹は湿気の多い東南アジアや東アジアでしか
できません。麹菌で麹をつくるのは日本だけ
だそうですよ。
この麹菌はアスペルギルス属でこれを使った
麹菌は日本だけです。
日本酒、米酢、味噌、みりんには
《ニホンコウジカビ》
別名《黄麹菌》
学名《アスペルギルス・オリゼー》
と言うんだそうです。
面白いな〜。
で、今甘さけ製造中。

2011年11月11日金曜日

我が家の秋景色

今朝はかなり寒い朝になりました。
ストーブを着けてやっとホッとしました。
まだ辛うじて残っているハナミズキの
葉も紅葉したばかりなのに、もう
落葉し始めていて、儚い運命デス。

今日は朝から雨。
先ほどまで激しく降っていました。
気温はどんどん下がっているようです。
一気に冬。
体がついていけないデスね〜。

2011年11月10日木曜日

花咲か爺さんの気分

この1-2ヶ月、折に触れては
芝の種を蒔いているのですが
想定以上の出芽に思わず、
"グフフ"
庭に立ち尽くしてニンマリ。
もうもう、庭に出るのが
嬉しくて、うれしくて。
何だか花咲か婆さんになった
気分。
私の人生万歳!

2011年11月4日金曜日

ソルビン酸の話し、再び。

"生物と無生物の間"の著者福岡伸一さんは"生命と食"という
岩波ブックレットで今の食卓の危うさを説いておられます。

これは去年の10月に書いたものですが、最近自分でも
忘れていることなので、もう一度、投稿してみました。

『私達主婦は毎日買い物をして、その度にその食品についている
食品添加物や合成保存料の裏書きを見て、ため息まじりに
しかたないなと、諦めています。
で、今回は"ソルビン酸"のお話。
私達が毎日眼に触れているソルビン酸という保存料。
ハム、ソーセージ、サンドイッチ、弁当などに使われています。
これを添加するとどうして食品が長持ちするかというと、
ソルビン酸は乳酸に似た、おとり物質として働くそうです。
乳酸は生物にとって、とくに雑菌などの微生物にとって、
重要なエネルギー源です。
多くの雑菌はソルビン酸を乳酸と間違えて取り込みます。
人間は毎日食べているものを咀嚼して老廃物を排泄して
いるのですが、今や現代はこの老廃物を如何に身体の外に
捨てるかが重要な問題になっています。
代謝されずに身体に残るものが細胞を変質させます。
で、
でも、ソルビン酸は乳酸と違って余計な尻尾がついているので
代謝ができなくなるのです。
酵素反応系がブロックされてしまいます。
酵素反応系は菌の増殖を抑制する、静菌作用です。
腸内細菌は食べ物の中にある細菌をやっつけてくれるもの
なのに、これが充分に働けなくなるのですね。
ソルビン酸は人間の細胞には直接的には影響しないとされて
います。
雑菌を制圧するくらいなら腸内細菌も制圧します。
腸内細菌は人間が食べたものを掠め取って増殖している
菌ですが、腸内にあるコロニーを形成することでもっと
凶悪な菌がやってきた時に、それらの菌が増殖出来ない
ようにします。
だから、ソルビン酸がやってきて、少々制圧されても元に
戻りますが、ずっと何十年も負荷を掛けられ続ければ、
当然変質していく可能性がある。
凶悪な菌にやられてしまう脆弱さが出て来るかもしれ
ないそうです。

日本の一億三千万の人が飢えずに生きているのは取り
あえず、ソルビン酸のような保存料や添加物のお陰かも
しれませんが、今の
《大量に、安く》
という流れは日本の経済や日本人の心をおかしくする
のみならず、いやこれが一番の困った問題だと思う
のですが、健康問題でしょう。
福岡博士の言われる通りもう私達は
"ツケをはらわされています。"
サリドマイドの原因は風邪薬だったと思いますが、
それ程の極端な例が起きるのか、おきないのか、
分かりませんが、ムーンフェイスの様なダウン症の
例も遺伝子の狂い、つまり変質によるものだと
聞いています。

今の遺伝子組み替え食品も長い時間をかけて追跡した
結果、安全だと証明しない限り、市場に出してはいけない
と福岡博士は述べておられます。
そして、この博士は狂牛病の研究者なんですね。』

もう一度、添加物の事を考えてみたいと思います。

2011年10月30日日曜日

今年も月下美人

本当は暑い時に咲く花だと思う
のですが、この陽気ですからね〜
もう一度咲きますよと、一つだけ
花芽が付いていました。
ココ2ー3日夜が寒かったので、
もう無理だと諦めていました。
でも昨晩、やっぱり咲いてしまった
んですね〜、一人でひっそりと。
今朝、チョットぐったり気味の
月下美人がいました。
美人薄命ですかね。

2011年10月29日土曜日

秋も深まってきましたね。

ハナミズキが紅葉したのも束の間
ちょっと風が強いとはらはらと葉を
落とします。
これから暫く落ち葉の掃除が日課に
なります。
これも楽しい仕事です。
庭仕事は誰かと一緒にすればピクニック、
一人ですれば哲学。
誰が言ったかは忘れましたが
いい言葉です。
せいぜい、庭をはきながら、自分を見つめ直して
みます。

2011年10月27日木曜日

アップルパイが焼けました。

ただいま、アップルパイが焼けました。
今週のケーキはこれです。
美味しいですよ〜。

2011年10月26日水曜日

何でも干してます。

今ベランダで干しているのは
大根、柿の皮、大根の葉。
大根は大量にもらった大根の行く末を考えて
今度は太めの割り干し大根を作ります。
柿の皮はぬか漬けのぬか床に、
大根の葉は相も変らず、
"干葉湯"にするため。
ひばゆはこれを煮出して腰を漬けると
婦人病に良いとか。

林檎を冷ましています。

林檎を冷ましている間に、
パイ生地を作ります。
今は小麦粉の値段が上がっています。
そして、バターが高い上に品薄。
そしてそして、無塩バターは手に入りません。困りますね〜。

林檎は少しお汁を残して、
コーンスターチでトロミをつけるのがみそです。

アップルティー

紅玉の皮が大量に出ました。
林檎を煮ている間にチョット休憩。
皮と少しの林檎と、今回は色の
美しい"アッサム"を使ってフルーツティーを淹れてマッタリ。
アッサムは煎じた色がルビー色で
その割には渋くなりません。
好きな茶葉です。

アップルパイ

これから、アップルパイを作ります。紅玉がようやく出てきたので嬉しい
のですが、まだまだお高いデスね〜。
今はアップルパイのシチュー作り。
後で、切ることを考えると林檎は細か
い方が良さそうですね。

2011年10月24日月曜日

司馬遼太郎が考えたこと5巻のレビューを書きました。

このエッセイは1970年から1972年に書かれた 
ものを纏めたものです。 
この年、大阪万国博覧会を初めとして、大きな事柄が 
相次いで起きています。 
特に衝撃的な三島由紀夫の割腹自殺は世間を、世界を 
驚かせました。そして、その為に司馬さんは思想と 
いうものは何かを言及して、あとに続くものを止めようと 
しました。 
よど号のっとり事件や浅間山荘事件、そして、札幌 
オリンピックなどがそれに続いた時代です。 
この巻でもあらゆる角度のエッセイを書いておられますが、 
私は何と言っても《わが空海》が圧巻だと思います。

後に司馬さんは《空海の風景》を書いておられます。 
私が司馬さんを読みたいと思ったまさにそのものが 
司馬さんによる仏教の考えかたでした。 
勿論、空海の風景の中にある“余談ながら”も面白い 
でしょうが、こういう書いている途中のこぼれ話は 
また格別のような気がします。 
空海と最澄は真言密教を学ぶために長安をめざしたのですが、 
その才能の違いは歴然としていたとか。

司馬さんに拠れば 
『空海は少年の頃から稀代の秀才であったらしい。 
らしいというより日本史上最大の秀才をあげよと言えば、 
やはり空海であろう。 
彼は大学在学中、音博士について語学をやったために、 
のち入唐するとき現地の教養人を驚かすほどの文章と 
会話の能力を、すでに身に付けていた。』

こういう文章を読んでいると日本人である事がなにか 
自慢に思えてきてしまうのは私だけでしょうか。 

過剰という名の病、過剰という不幸

クラター・コンサルタントのやましたひでこさん
この方、今『断捨離』を説いて有名な方ですが、
元々はヨガの先生だとか。

このヨガを学んだなかに
断業、捨行、離行
があります。
この心と物との関係を長い間考え続けた後に
今の『断捨離』の考え方ができたとか。
決して整理術やお片づけの本ではないんですね。

世の中は不景気で、自然災害も多いです。
不安をかきたてる現代です。
が、私たちは未だに飽食の時代を
生きています。
冷蔵庫にはたくさんの食品が溢れているし、
家の中には要らないものがいつも溢れている。

これはどういうことかというと
『足りない不安、うしなう畏れ』
に囲まれているからだそうです。

無くなると困るからたくさん買い込んでおく。
失いたくないからしまい込む。
結果、家の中は物があふれてくる。

動物は本能的に『断つ』ことを知っています。
お腹いっぱいの動物は食べ物に見向きもしません。
人間は意図的に『断つ』ことができます。

人の生理は不足に対しては我慢が出来ますが、
過剰に摂取して食べ物が身体に溜まると
悲鳴をあげます。
処理しきれない食べ物はからだの中で
悪さをするんです。

やましたさんは言います。
『癌』という字はやまいだれに品が山にある、
という意味です。これは家の中にたくさんの
物があり、これが悪さをする・・・。
つまり、片付かないイライラが募る。

癌という病気はたくさんのものを食べる飽食から
きた病。

私たちは足りなくても大丈夫という心構えが
必要なのではないでしょうか。
なくてもしばらくはないですませられる。
無ければ食べない。無ければしない。
しばらくはなくても大丈夫。
生活に本当に必要な物は何か。
もう一度考え直せば、自ずと何が必需品なのか
が分かります。
その上で片付けるべき物が見えてくる。

で、最近私もかなりのものを片付けました。
中でも多い着ない服。これを片付けたら、自分が
何を持っていて、何をいつも着ているのかが
はっきり分かりました。
タンスの中もすっきりして、いつでも好きな
服が取り出せます。
多くの服を持っている時より、今の整理されて
少ない服の方が、ほんの少しお洒落になれて
いるような気がします。

今まで、いざという時に取り出せなくて着られない
自分に対してのイライラも解消しました。

ものがないのは困るけど、過剰なのはもっと困りもの。

2011年10月21日金曜日

マクロビ教室

昨日の料理教室は品数一杯
本来は少食が基本ですが、そこはそれ
料理を少しでもたくさん覚えるという
趣旨ですから、たくさん教えて頂きました。

美味しかったのは茶碗蒸し風の
蒸し物。
ほんの少しの自然薯をすりおろしたのと
豆腐をミキサーにかけて、出汁と塩と
醤油をまぜたものを器にいれて蒸すと
茶碗蒸し風に成ります。
何しろ動物性たんぱく質を使わないで
作るので一工夫もふた工夫もします。
これは豆乳を飲んでいるようでとても
美味しかったデスね〜。

2011年10月14日金曜日

アゲハの幼虫

今年もアゲハの幼虫が孵化しようと
しています。
薄いピンクの横線が3本入って
いるから、さぞや美しいピンク系の
アゲハになるのではないかな!
しかし、いつも孵化する場面に
遭遇できませんねえ。

2011年10月13日木曜日

教養主義

私たち中高年が大学を出る頃は大学というものは
《象牙の塔》と言われて久しい時で、
大学はレジャーランドだとか、駅弁大学だとかの
言葉で揶揄され始めた時だったと思う。
この頃に大学を出た先輩達は、その専門分野
に就職するのではなく、全く専門外の分野に
就職して行く人もちらほら現れてきていた。

農芸化学を卒業して、船橋のヘルスセンターへ、
教育学部を卒業して某デパートへ、という進路で
私たちはへ〜と驚きもし、唖然ともしていた。

大学での知識は絶対なものと信じていたのに、
必要ではない時代になってしまった。

おりからの高度成長と好景気の時代。
社会に対する反抗を唱えて、西洋文学を読み、珈琲を
飲み、クラシックを聞いていた先輩たちが、妙に
貧乏くさくなって、格好わるくなって来ていた時代。

しかし、あれから数星霜、今、私は知識を得たいと
必死になっている。
今や、私の中の《新、教養主義》は進歩の思想だと思う。
社会はよくなっていくんだ、それを個人に引きつければ
自分がより良くなって行くんだという成長物語を信じて
いこうと。

自分は何ものか、自分はどう生きれば素敵なのか、
かっこいいのか。

こういう時、自分を見つめる一つとして、長文の、難解な
いい文学作品を読むというのはどれほど、自分を鍛えるか
あまり期待はできないけど、少しは変われるんじゃないか

今の若者に苦言を呈すれば、ネットで、細切れの情報を得て
分かったつもりになっているのは、いささか違うのではないか
と思う。
忍耐のいる作業かもしれないけど、美しい日本文学に帰って来て
ほしいと思う。


2011年10月10日月曜日

『李欧』

高村薫さんの本を久しぶりに読みたくなって、
ブックオフでみつけました。
家に帰って開けば、すぐに読みたい。
雑事を片付けて、読み始めればやっぱり
引き込まれます。
この人の文章は工場が舞台になる事が多く、
男の人の文章か?と思うほど機械に詳しい
記述が延々と続いたりします。
別の本『照柿』では旋盤を使った微細な
過程を長々と読まされて嫌気がさした
こともありますが、文章の切れの良さは
こういう辛さを差し引いても余りある
面白さです。

この物語の一方の主人公である李欧は魅力の
ある人物に描かれています。
もう一方の主人公吉田一彰はこの李欧に
男の魅力を感じます。
同性愛のような輝きをもって描かれて
います。男がオトコに恋をする
李欧は一彰に言います。
『惚れたっていえよ!』

この二人は
お互いに22歳の頃に同じ工場の宿舎で
すれ違いながら、ほんのひととき暮らします。
拳銃、麻薬、人殺し、テロ、マネーロンダリング
など、危ない稼業を余儀なくするはめに
陥り、警察にいつも見張られるという生活を
するのですが、この作家には珍しく
明るい、明るい未来の生活が描かれて、
ほお〜っと心が浮き立ちました。

私もこんな風に人性が終わったらいいな
と思ってしまいました。

この話の真ん中に一本の桜が基軸に
あって、全てのお話や登場人物に
この桜が濃厚に影響しています。
桜は日本人にとっては欠かせない木であり、
生活の節目ふしめに色を添える木ですが、
李欧にとっても、大切な木になっています。

『黒竜江省に土地を用意した。・・・
ハルピンとチチハルの間の何もない
草原と砂漠だ。
河岸の湿地に桜の苗木を千本植えた。
来年も、再来年も植えよう。』

私もこの李欧に会いたい。
この作家が描く人物には魅了されます。

ナスのあぶら味噌

なんて事はない秋の定番料理です。
ナスの味噌炒め。
茄子って本当に油に良く馴染みます。
そして、味噌にも。
ただし、良く馴染むまで油で
炒めると油を相当使わなくては
いけないので、ゴマ油で軽く炒めたら、
お出汁を入れて蓋をして軽く煮ます。
それから、分量の味噌と、みりんと
醤油を入れてショウガのおろしを
タップリ入れて和えれば出来上がり。

器に盛ってから、白胡麻をふりかけます。
美味しいですよ。

2011年10月6日木曜日

血糖値その2

前回の続きですが。
ある60代の夫婦に実験してもらいます。
毎日血糖値を測ってもらいます。
ご夫婦ともスポーツを楽しまれる2人。

食事も、スポーツも適度にしているお二人。
しかし、毎日血糖値が上がり続けます。

実はこのお二人に4時間以上寝てはいけない
と指示していました。

寝てはいけないというストレスと
睡眠不足により、血糖値が上がり続けた
のだそうです。

睡眠は多過ぎてもいけないし、少な過ぎても
血糖値を左右してしまうということでしょうか。

新しい糖尿病の治療

昨晩NHKの《試してガッテン!》で
糖尿病は治る!という事を実験や
最新の画像で説明していました。
素晴らしいですね。

そのメカニズムはこうです。

膵臓の中にあるベーター細胞はインシュリン
を造り出す細胞ですが、これが大量の
血糖を処理しきれない時、このベーター
細胞は死んでしまう・・・と考えられて
いました。
しかし、このベーター細胞は休んでいる
だけで、復活ができるそうです。
中には死んでしまった細胞もありますが、
復活する。
それも、インシュリンを送り込むことで
復活する。
糖尿病の治療ではインシュリン注射を
するのはかなり進んでしまって、飲み薬では
間に合わないという末期の病人に限られて
いるというのが常識でしたが、違うのですね。

早めにインシュリン注射をすることで、
ベーター細胞が復活する。
ある患者さんは食事の度にインシュリンを
お腹に注射して、3週間めには血糖値が
下がり、退院。
それから、一日一回のインシュリンの注射に
通い、3ヶ月ほどで完治。
今まで糖尿病は治らないとされていたこの
病気も今や治るのです。

ゲストに假屋崎省吾さんが出ていました。
このかたのドキュメンタリーを観た事が
あります。一日凄い勢いで仕事をこなして
いた頃、朝はホテルのバイキング、昼は
レストランでバイキング並み、夜は夜で
猛烈に食べて、夜食も沢山食べていました。
この時、ただ、美食家とか、太っている
というのではなく、仕事をこなしたい
という切実な希望からだったとおっしゃって
います。
500近い血糖値で、即入院を宣告されますが、
自分で食事療法を考え薬を飲みながら、独特の
ダイエットを開始します。

假屋崎さんは順天堂の先生に言います。
これが分かっていたら8年間も苦労しなくて
すんだのに・・・と。
実はこの事は30年も前からわかっていた。
しかし、インシュリン注射による注射の一般の
抵抗感もあり、なかなかできなかったそうです。
もう一つ、一番大きい事は日本人の技術力です。

町工場の岡田さんという方が、世界で一番
細い注射針を造り出しました。
細いと言う事は痛くない。
しかし、注射液が流れる太さもある。
皮膚を通ることが出来る強さも必要。

そして、この注射針による治療が可能に
なった。
日本人はやっぱり、凄いのですね。

2011年9月29日木曜日

メニューが変わりました。

今週から、メニューを変えて、
スパゲティランチになりました。
スパゲティはナスのスパゲティーです。

これに、サラダと焼き野菜で
野菜たっぷりのヘルシーランチに
なっております。
今週も良い天気。
秋晴れのお昼時から始めます。

皆さん是非いらして下さいね。

2011年9月26日月曜日

中田英寿さんと伝統工芸

昨日、"日曜美術館"に中田英寿さんが
出演していました。
サッカーグラウンドから姿を消して
随分月日がたちましたが、彼は健在
でした。
誰でもそうですが、海外に行くと
日本人なら必ず聞かれる事。
それは日本の伝統的な慣習や、美術
に関すること。
日本のお寺や陶器の事や華道、茶道
などのことですね。
しかし、余程その関係の方でない限り、
こういうことについて聞かれて説明が
できる若者はまず、いないでしょう。

中田さんは言います。
"むしろ、質問してくる外国人の
方が詳しいんですよ"

彼は自分のアイデンティティを
考える上で
自分は何者なんだという答えは
日本にあり、日本の伝統工芸を
作る人に会い、その思想を知る事が
大切だと諸国を訪ね、そして、必要が
あれば自分もそこで生活させてもらい、
作り、その成り立ちを理解します。

その中で、これはというものには
援助したいとも言います。

彼が立ち上がることでそこここの
伝統工芸が生き残って行くことでしょう。

彼は素晴らしい道を歩き始めた
のですね。

節電

《地球温暖化》を阻止する為に
化石燃料を使わない様に、
そして、原子力発電に頼り、
オール電化を目指しましょう。
・・・・というお題目に
盲従するが如く
メディアやテレビの情報に
振り回されて過ごしてきた
この数年です。

ここのところ、相次いで
電球が切れて困っていました。
で、ヨドバシに行ったのですけど、
白熱電球って安い。

一球800円とか、1200円とか、
しているLED電球を
『奥様、消費電力はなんと二分の一』
とか、
『長持ちします』
とか言われて、現代の技術は
有難いもんだと買っていた我々は
何だったんだろう。

政府のうそ、電気会社のウソ、
販売員のウソから眼が醒めて
改めて自分で手にとって
考えて見れば、どっちが良いか
分かります。

長持ちしますよ・・・という電球は
長持ちしなかった。
高くてもこちらの方がお得です。
といわれたのも、本当にそうか。

昨日買ってきた、白熱電球は2個で
298円。
オマケに有難がっていた電球は
チカチカして眼が痛い感じがして
嫌でした。

今、柔らかい白熱電球に包まれて
嬉しい。

切り干し大根

先日、○ッペで買った"無農薬大根"。

葉はぽやぽやで、なんだか硬そう。
でも、チョット興味を持ってしまった
のが間違いでした。
切っている内にこれは煮ても、すりおろしても
無理。
どうしよう。
で、切り干し大根にしました。
太めのピーラーで作りました。

干す事で甘くなることも期待しての
所業ですが、大根の切り干しは
マクロビオティック的には
昆布と一緒に煮込んでスープを
とる時にもつかうので、なんとか
使えるでしょう。

無農薬というのはやはり、
難しいのだ!と思っていた方が
いいのかも。
これからの季節は家庭菜園で
作ってみようと思います。

2011年9月22日木曜日

野菜三昧

どういう訳か、野菜の多い
食事になってしまいました。
えーと、小豆入り玄米ご飯と
枝豆。カボチャ、ニンジン、ハス
のグリル焼きを大根おろしで食べる
のと、サンマの煮付けと、
万願寺唐辛子の煮浸し、
それから、大根、胡瓜、ナスのぬかずけ。
そして、ワカメの味噌汁でした。
私はこれで、満足度130パーセント
なんだけど、若い人はどうだろうか?

ハナミズキ

花水木の枝が折れています。
これから紅葉して楽しめる
という時なので少し
悲しい。

台風一過

今回の台風は我が家にも結構な
お土産を残していきました。
ベランダの傘立てにしていた
鉢は見事に割れていました。

そして、庭に出て観て驚きました。
景色が変わっている。
大きなヤブが出来て向こう側
見えない!
あっ、枝が折れている。
しかもかなり大きい幹から
出ている部分で折れているので
道をふさいでいます。
後のかたずけが大変です。

しかし、いつも頭のなかでは
『台風一過』を
"台風一家"と漢字変換している
私はどうなんだろう。
不謹慎かもしれない。

2011年9月21日水曜日

『酔って候』

久しぶりに司馬遼太郎さんの
『酔って候』を
読み返してみて、
やっぱり面白いですね。

今回は徳川慶喜が大政奉還
をした後に開かれた小御所会議
で山内容堂が岩倉具視や大久保利通
にどのように言葉尻を捉えられて
引き下がったか、をまるで観ている
ような臨場感で描き出している
ところが面白かった。
容堂は火消し人足のような啖呵を
きるような男でいつでも酔っている。
この日は馬で駆け付け、厠で3度吐いて
正気を取り戻し、
『幼冲の天子を擁し奉って、政権を
欲しいままにするとは何事ぞ!』
と一堂を震えあがらせるのだが、
岩倉具視もただの公家ではない。
貧乏時代に博徒に屋敷を貸して
テラ銭をとっていたというツワモノ。

一旦、休憩して、西郷に相談した。
『こういう時はただ、短刀一本
あれば事足りる』と言ったとか。

そして、これを聞いた容堂は以後
おとなしく引き下がったとか。

司馬遼太郎さんは言います。
これは革命である。
白昼堂々の正論では成立しない。
多少の非論理、飛躍、陰謀、虚喝の
有毒成分を必要とする。

で、今回、花火を中止したドコゾの市は
わずか20人ほどの苦情に屈して
中止したそうな。
福島復興支援の為に企画した
『花火大会』
を直前になって中止と決めたのだ
そうです。
色々な面から見れば意見はそれぞれの
賛否両論がでてくるでしょう。
でも、上に立つ人は物事成就の面では
計画する段階でどのような反対意見が
でてくるかに対して、ちゃんと理論武装を
するべきでしょう。
その位の準備が出来て居なくて
多額のお金を動かす事の責任をどのように
考えているのか。
権謀術数というのも必要なんだけどなあ。

2011年9月14日水曜日

先日もカギを無くしました。
"カギがない"は
おはよう、こんにちわ
の次に多いのでは、
と思うほど・・・でもないけど、
多い。

で、先日は前の晩に始まって
次の日の昼頃まで
必死に頭の中で考えて
いました。
まあね、どうせ家の中の
どこかだから、というのは言える。

で、いつも使っているバッグを
もう一度と、手で探ってみれば
あった。

いつも入れる中にある脇ポケット
になかったのでない、と判断した
のだけど、何の事はない。
一番下に落ちていました。
今度はアレ!をしようと決心
しました。

よく、外国映画にでてくるじゃない?
日本でも見なくはないけど。
あの、バッグをひっくり返して、
テーブルにじゃーって
ばらまくの。
あれって、やった事ないな。
習慣の違いと言えばそうだけど、
私の周りでこれをやる人は
居ないな〜。

梅びしお

今回は"梅びしお"を作ります。
今使おうとしているのは、
10年ほど前に、塩加減が強く
なり過ぎて、人気がなく、
ちっとも減らない
不人気な梅でした。

で、今回は少し塩を抜いてから
すり鉢でスリスリ、すりすり
すりおろしています。
ここに、"むらさき"という
良質なお醤油を入れて更に
すりおろすのですが、
むらさきがないので、オーサワ
ジャパンのお醤油を使います。

飽きずにすりおろすと種がかってに
分離しますので、最後に種を
取り除きます。
本来はこれでできあがりですが、
栗原はるみさんのレシピでは
ここにたっぷりのカツオブシ
を入れていました。
それもおいしそうですね。
これはマクロビでは3年番茶で
溶いて元気付けに飲みますが、
お粥や野菜の和え物や酢の物
などにほんのチョット使うのも
いいかもしれません。
我が家では今年、これを作るのは
これで、3回目で、
何もない時など、ご飯のお供に
食べています。普通に舐めると
元気になりますよ。
酸っぱいけど。

2011年9月9日金曜日

マクロビオティック秋のコース

秋のコース、第一回目。
ひえのリゾット、
コーフーのハンバーグ、トマトソース、
人参のグラッセ、
ピーマンと生コーフーのカレー炒め、
おから入りお粥パン。

コーフーというのは、小麦グルテンを
ミンチ風にして加工したものですが、
これにショウガ汁と醤油で味を付けて
おきます。
これだけでは粘りがでないので、
レンコンのすり下ろしと小麦粉を
混ぜて粘りを出して、ハンバーグ
の形にまとめます。
そして、お粥パンは左下のお皿にのるのですが、
まだ、焼けていません。
私は今回はこのお粥パンが気になっていました。
イーストも混ぜずに焼くので、信州の
おやきのようで、チョット,重いですが、
味わうと美味しいですねえ。

2011年9月8日木曜日

イパネマの娘

"YOU TUBE"で"イパネマの娘"
を検索したら、ずいぶんあるんですね。
今、この曲を練習しているんだけど、
楽しい。
で、今日はフランクシナトラと
アントニオカルロス・ジョビンとの
共演の場面を堪能しました。
素晴らしい、大人の音楽ですねえ。
なんで今、こういう素晴らしい
音楽が出てこなくなってしまった
んでしょう。
昔は個人の魅力で世界に出て来た
のに、今はメディアやそういう業界
がどうやったら、お金儲けに
繋がるかを優先してしまったから
でしょうね。
そして、アーティストを食い物に
してしまいました。
良い音楽が出てこなくなるのも
当然ですね。どの業界も腐りはてて
しまったようです。

もう一度、リセット。

2011年8月30日火曜日

雨飾温泉

白馬よりももっと奥まった
所に"小谷温泉"があります。
そのうちの一つに
"雨飾温泉"があります。ここは
秘湯と呼ばれるくらい山奥に
あり、ここの野天風呂に
入って来ました。
でも、温泉から出て来た
おじさんが
『アブが多いから、刺されないように』と教えてくれました。
行ってみれば、
ナルホドブンブン飛んでいます。
山路をひた走って
ワザワザやって来たのに
アブが怖くて、5分も入って
居られず。
あーあ。
自然との共存は難しいもので
すね。

生命力

何の木か分からないけど、
切られた所から、又、枝を出して
見事に大きくなっています。
これを観て感動しない人は
おりますまい。

煉瓦の道

我々が泊まったペンション前
の煉瓦の通路は色々な大きさ、
色の組み合わせで出来ています。
オーナーが試行錯誤して、
敷き詰めたこの通路は
うまい具合に苔むして
良い雰囲気を醸しています。

コマクサ

高山植物の王者、コマクサが
辛うじて残って咲いていました。

ツリフネ草

遠見お花畑コースのツリフネ草
の群落。
冬はゲレンデに変わり、2メートル
もの雪に埋もれてしまいます。
でも、ここの職員は一生懸命に
花の手入れをしていました。
高山植物は結構、気難しいの
です。

2011年8月29日月曜日

地蔵の頭

地蔵の頭ケルン
五竜、遠見へ行くトレッキング
コースです。お花畑を観るには
チョット遅かったかな。

2011年8月27日土曜日

お蕎麦

信州信濃の新そばよりも
わたしゃあなたのソバがいい
なあ〜んてね。
有名そば店でとろろソバでーす。

信州ソバ

"信州信濃の新そばよりも
わたしゃ貴方のソバがいい"
って唄われるくらい有名な
信州のお蕎麦を食べました。

信州信濃の

"信州信濃のしんそばよりも
わたしゃ貴方のソバがいい"
って、歌われるくらい有名な
お蕎麦を白馬村の有名蕎麦屋で
食べています。

オヤキ

信州名物おやき
野沢菜、人参、シイタケ、切り干し大根
のミックス。
美味しいよ〜

2011年8月22日月曜日

誰が責任をとるのか。

東京工業大学の上田紀行准教授のお話です。

今の日本は第二次世界大戦の時の敗戦の時と
同じ状況になっている。
猪瀬直樹さんの《昭和16年、夏の敗戦》
という本の中には、今ここで戦争を始めたら
どうなるか・・・と若い将校たちにシュミレーション
をさせたという話しが出てくる。
ここで、必ず日本は負けるという結果が出た。
にも拘らず、このあと、12月に真珠湾攻撃
が始まっている。
近衛内閣の時、東条英機の前で発表されたが、
このシュミレーションが生かされることは
なかったそうです。

この後、4年後にほとんど同じシナリオで
日本は敗戦しました。
なぜか。
それは、その時、もう、戦争を始める空気が
できていたから。

東京裁判で海外の検察官が木戸内相に聞きます。
『日独伊3国同盟にあなたは賛成したが、
どうだったのか?』
『私個人としましては反対でありましたが、
反対するわけにはいかなかったのであります。』

そして、元首相の小磯は
『我々日本人としては、意見は意見、議論は議論
といたしまして、国策がいやしくも決定されました
以上、この国策に従って、努力することが従来の
慣習であり、又、尊重せられる生き方であります。
ここで、首相であった私は私自身を殺して、
この国策を行うことが私の任務でありました。』

この答弁に海外の検察官は驚きました。
『あなたは大臣ではないのか。
あなたはリーダーではないのか。』

今の原発も同じ傾向を示しています。
東電の社長は土下座をして謝っていますが、
一部の人の感情では
かわいそうな時に社長になったもんだ、よりによって。
この社長の前には牛を餓死させたり、家がなくなったり
している人達が大勢いるのに、この社長は初めは
7200万円の給料を半分にして、3600万もらうと
主張する。
僕だって苦労している、僕だって被害者なんだという
気持ちが先行しているんですね。

こういうだれも責任をとらない国はあやういですねえ。
『原発推進』もどこかで決まってしまっています。
この時だって、必ず反対した人がいたはず。
しかし、空気が決まってしまうとだれも言えなく
なるのですね。

で、この教授は毎年同じ質問を学生200人に
聞いているそうです。
『あなたが勤めている会社が毒をまき散らして
いる。
そして、それを回収するには莫大なお金が
かかってしまう。
さあ、あなたはどうしますか?』
1・名前を出して、告発する。
2・名前を出さずに、告発する。
3・何もしない。

5年前のアンケートでは1が5人、
2が20にんから30人、
3が130人くらい、でした。
今年は1が30人、2が80人から
100人くらい。
告発するがマジョリティになっている。
そして、この残りは日和見だから、周りを
観て判断しているのだから、多分この残りも
告発するに傾くだろう・・・とはこの上田先生
の観るところ。
時代は、空気は動いてきています。
やるなら、今では。

さて、何をどう考えるか。
個人個人が今考えるべき時。


2011年8月7日日曜日

今日の朝ごはん

ほうれん草入り玄米ご飯のオジヤ
に梅醤とハスの赤梅酢漬でした。
久しぶりに味噌味でした。
ご馳走様でした。

2011年8月6日土曜日

抹茶プリン

卵を使わないで、プリンを作る。
今回は寒天と葛粉で硬めてみました。
でも、独特のトロミと感触が
慣れない人には、イマイチ
かもしれませんね。

今回はあずきをのせました。

梅醤

梅を20個ほどすり鉢にいれて
スリスリ。
種も一緒にすっていると、
自然に種と果肉が分かれて来ます。
ココに好みの固さになるまで
醤油を入れて、更にすります。
果肉がすっかり落ちた種は
捨てます。
更に、トロトロになるまですります。
ご飯、お粥のお供に、お茶うけや
漬物のお味を足したり色々利用
出来ます。
私はぼーっとしている時に、
これを舐めます。3年番茶とともに
ホッとする時もこれです。
シャキッとしますね。
お試しを。

2011年8月5日金曜日

今朝の朝ごはん

NHKの"試してガッテン"で
やっていた
"究極のお粥"を作ってみました。
チョット、アルデンテの感じ
でしたので、レシピよりも
長めに炊いてみました。

それからジャガイモのオリーブオイル
炒めとブロッコリー。
手前は"梅醤"です。