Acousphere Live 2016.10.11 吉祥寺Star Pine's Cafe

2016年10月11日(火曜) 吉祥寺スターパインズカフェにてスペシャルライブイベント「Acousphere with Friends」を開催します! 
Acousphere Recordに所属するアーティストが一同に集うライブをお楽しみください!
日にち:2016年10月11日(火曜)
場所:吉祥寺スターパインズカフェ 東京都武蔵野市吉祥寺本町1-20-16 B1
出演:Acousphere / Acoustic Sound Organization / Aerial / Sonascribe
時間:Open 18:00 / Start 19:00
前売り ¥3,900+1drink / 当日 ¥4,900円+1drink
詳細はこちらをご覧下さい!

2018年4月20日金曜日

『私はフェルメール』

フランク・ウイン著 小林頼子、池田みゆき訳
20世紀最大の贋作事件。
1945年の終戦によりナチスドイツが奪った美術品の数々が戻って来た。
その中から、なんとあのフェルメールの作品が数多く発見される。
一体これはどうしたことなのか、誰が関わったのか。
そこに名前が上がったのが、ファン・ハン・メーヘレンという美術教師。
彼は6週間もの間収監されている間にこれを言うべきか、否かに
悩まされます。
『イク・ベン・エン・フェルファルサー(私は贋作者です)』
この贋作という言葉にみな唖然として、信じません。著名な鑑定士も
これは本物だと疑わないのです。しかし、メーヘレンは本当に偽物を
描いた事を証明します。実際にみんなの前で描いてみせます。
そして、その贋作だという作品を今も有名な美術館は展示しています。
ボイマンス美術館には『エマオの食事』。
D・G・ファン・ビューニンゲン・コレクションの『最後の晩餐』
アムステルダム国立美術館所蔵の『キリストの足を洗う』
そして、贋作だとわかっていても、自分で所蔵しているコレクターも
多数います。
こんな数奇な運命に翻弄されてしまう彼の才能というのは何なのでしょうか。
普通に自分の絵を描いては売れないのでしょうね。メーヘレンは身持ちの悪い
男でした。そして、お金に困ってもいました。フェルメールの絵だという事で
高額のお金を稼ぐ事が出来ました。彼はアルコール、モルヒネ、タバコに
毒されていました。彼の類稀な才能が惜しい。単に美術教師で普通に貧乏な
人生でも良かったのでは・・・。彼の美術の時間にちょっと描いた鹿の絵が
余りに素晴らしいので、今もオランダの美術の教科書にのっているそうですね。

塩の話

最近、またぞろ「美味いものが好き」が高じて味が濃いものや、お肉料理が増えてきている。いけないなあ〜とは思うのだけどヤメラレナイ。
毎月一回、通いつけのお医者さんで血圧を測るのだけど、今日は上が150を超えている。
サスガのお医者様も、え、っと思ったらしくもう一度測り直して、137でした。
実は名前を呼ばれる前まで、スマホでゲームの真っ最中。きっと、興奮してたのだろう
ねえ。
そういう事は言えないので、黙っていたのですが、
『ちょっと、血液検査をしておこうか』
と隣の部屋で血を抜かれてしまった。ショック。
案の定、美味いもの・・・と言おうか、味の濃い食事やお肉に偏った食事にシフトして
いたのが原因かも。そして、中性脂肪の値も150を超えて、要注意。

さて、塩の話し。
今日はラジオ深夜便で塩沼諒?潤さんの千日回峰行について聴きました。
その後100日の五穀断ち、塩断ち、8000枚の護摩札を書く、・・・という修行をするの
ですね。この塩断ちの意味は100日後に行われる火渡りにあります。
護摩札を焼いて、その上を裸足で渡らなければいけないのだそうです。火傷をしない・・・というその意味はおそらく塩が熱伝導を容易にすることから、塩断ちが有効という事で
しょうか。
以前、司馬さんの『俄か』という本の中に刑罰として、囚人に塩抜きの罰を与える・・・
というのがあったように思います。塩を抜かれると人は何とも頼りなくなり、フニャフニャに成るのでしょうかね。そう言えば、人間の血液って、舐めると『塩っぱい』ですよね。



iPadから送信