Acousphere Live 2016.10.11 吉祥寺Star Pine's Cafe

2016年10月11日(火曜) 吉祥寺スターパインズカフェにてスペシャルライブイベント「Acousphere with Friends」を開催します! 
Acousphere Recordに所属するアーティストが一同に集うライブをお楽しみください!
日にち:2016年10月11日(火曜)
場所:吉祥寺スターパインズカフェ 東京都武蔵野市吉祥寺本町1-20-16 B1
出演:Acousphere / Acoustic Sound Organization / Aerial / Sonascribe
時間:Open 18:00 / Start 19:00
前売り ¥3,900+1drink / 当日 ¥4,900円+1drink
詳細はこちらをご覧下さい!

2013年2月27日水曜日

『言い訳は周りが用意する』

『言い訳は周りが用意する』

しばらく前に読んだ三浦シオンさんの
"まほろ駅前多田便利軒"
で出てきたこの言葉が妙に突き刺さっている。

主人公の便利屋の処に転がり込んできた同級生は
心が優しすぎる?せいか自分の損得をまるで考えない。
故に家なし、金なし、仕事なし、で主人公の家に
転がり込んでくる。
"まほろ駅前・・・"はそんな二人が助けを求める住民の
お助けをして糊口を凌ぐお話なのですが、ある日、
この自分の事を一切喋らない男がボソっとつぶやきます。
『言い訳は周りが用意してくれる』と。

私たちは何で?とか、どうして?とか、と聞かれると
明確に答えられないまでも自分で考えますよね。
当然、自分のことだから。

でも、自分ではない他の人に時々、言い訳を言って貰う
事ってある。
幼子『おさなご』のように、まわりのオトナにフォロー
してもらう。
"恥ずかしかったから、言えなかったんだよね〜"
"遅くなったから、出せなかったんだよね〜"
"貴方はじっくり考えてからじゃないと言葉にしたくないのよね。"
"貴方のそういう物の見方は素晴らしい。言葉にする作業も好感が
持てる。だから、待っているから。"

今日、芸大の山口晃先生がアトリエでのインタビューに答えて
お話してらっしゃいました。
【『どういうお考えなんですか?』と
聞かれるより、
『貴方の絵には何かワクワクする物がある』とか、
褒めて欲しいのではなく、ご自分の意見を聞かせてもらう
方がいいですねえ。
全く真逆でも、お叱りでも、違う見方や考え方に触れる事は
大切だと思います。】

教授のお話した通りではないですが、大体このような要旨だったと
思います。
この教授は日本の風刺画をお描きになられる方で、昔の洛西、洛北画
のようなものにクルマの車輪をつけた物が描きこまれていたり・・・という
現在、過去、未来を昔の風俗画に書き込むという手法で人気を
集めているそうです。既に、増刷を重ねているそうですから、
入手は難しいのでしょうか。

で、やはり、人と交わり、其れなりの意見を聞くというのは大切
ですねえ。それも、眼からウロコ級の話が聞けたら楽しい。
と、だんだんズレてきているな〜。




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2013年2月25日月曜日

こういう紅い鳥居って。

紅い鳥居が並んで居る風景ってなんかワクワクしませんか?
お稲荷さんって、一体ナニ?
商売の神様?

思い出した。
私が高校の頃、雨戸を開けるとお稲荷さんが目に入る。
そんな部屋に住んでいた。
コンコン狐がコッチを見ている。なるべく眼を合わせない
ように、しっかり見ないようにしていた。
あの頃から『キツネ憑き』という言葉が恐ろしくて、怖い。
なるべくそういう話は聞かないようにしていた。
その頃の私は安倍晴明とかいう、陰陽師の世界が嫌だった。

処がある夏の終わりの頃、台風がやって来て、雨戸をガタガタ
と激しく鳴らす夜が私を脅かした。
そして、真夜中なんだろう、どど〜ん、と何かが落ちた様だ。
凄まじい音。
何だ、なんだ。
で、それきり静まった様だった。
その頃の私はやっぱり若かったんですね。
恐ろしさより、眠い。
朝起きて、いつもの呑気な女の子が雨戸を開けると、
ぎょ。
部屋の真下まで土が迫っている。
我が家は宇都宮の真ん中に位置する二荒山神社を囲む一角にある。
二荒山神社は小高い山に立っている。
その一角が激しい雨で崩れて我が家のお稲荷さんが祀ってある庭を
襲った。
本来ならその土砂は私の部屋まで侵入し、私は生き埋めになって
いたかもしれないのだ。
二荒山神社の裏山が崖崩れを起こした。
けど、お稲荷さんが危機一髪の処で土砂を止めてくれていた。
当然、お稲荷さんは土砂に埋まっていた。

その時、私は改心?した。
お稲荷さんは私を救ってくれたのだ。
もう、怖がるのはやめよう。
祟りという観念も捨てよう。

その頃、私はミッションスクールに通っていた。
明るく明解なフランシスコ会のぬるま湯の中で私の宗教観は
西洋の文化や文明にひたすら憧れることだった。
母から"西洋かぶれ"と言われる程。
40後半から司馬遼太郎さんの宗教観を学ぶにつれて、もっと、もっと
考え方が自由になってきている。
私は今、お稲荷さんも鳥居も美術品や工芸品の一部として見るように
なっている。

鬼子母神

何故、鬼子母神の鬼の字にツノがないか。
大体お察しの通り。
書くまでもないよね。

威光山法明寺山門

ここは東京音大の隣にある法明寺。
近くを歩くお祖母さんに
『この近くに音楽の学校があるんですが、知りませんか?』
などと尋ねられて、ご近所の人に間違えられたり・・・。
このへんは雑司が谷七福神があるそうで、
華の福禄寿『仙行寺』
布袋尊『中野ビル』・・・これってビルの中にあるって事?
弁財天『観静院』
大黒天『鬼子母神堂』
恵比寿神『大鳥神社』
毘沙門天『静立院』
吉祥天『清土鬼子母神』
都電雑司が谷の駅を挟んでこの七福神巡りのコースがあるんですね。
近くで丁度お昼になり、たまたま入った和食処は美味かったあ!
満足、まんぞく。
やっぱりね、美味いものたべなきゃね。

とげぬき地蔵の行列

次は巣鴨の『お婆ちゃんの原宿』に行きました。
『4の日』は縁日とかで結構人出が多く、水掛を
する人の行列ができていました。
当然パス。
商店街を歩くウチに"干し芋"屋さんがいました。
最近売るひとのモラルを疑い出してしまった私は
ここでも買えません。
『そんな事を言ったら何も買えないわよ!』
本当にそう!

『土風炉』の本店?

昨日は久し振りの石神井高校山岳部OB,OGの主催する
街歩きに行ってきました。
駒込から歩き始めて直ぐにみつけたのがこのお店。
全体に古い作りの建物で、歌舞伎役者や浮世絵がこれ
このように脈絡もなく、が、しかし、色調で統一感が
ある。お品書きも勘亭流?とでも言えそうな文字で
全体に旨そう!なお店。
で、こういうアピールの仕方に弱い私には
"入ってみたい!"
と思わず足が向いてしまうけど、豈図らんや!
まだ、10時チョットすぎ。
通り過ぎる頃にこの近辺にお住まいの仲間の一人が
思わずつぶやく。
『あんまり、美味しくないな〜』
そうか、そうか、そうなんだ。

ベーグル ランチ

『acousphere cafe』のベーグル ランチが始まりました。
始めに、パンプキンのポタージュ。
それから、パリパリ、ふわふわのベーグル。
試行錯誤の末、軽くてフワフワのベーグルが完成しました。
普通のベーグルは結構重いのですが、これは軽くて、
美味しいです。
そして、セロリの粒マスタード和えと菜の花亭自慢の
"ポテトサラダ"を添えています。
私は最近この焼きたてベーグルを目当てにベーグルランチを
食べに行くのが楽しみになっています。

こういう事が良い一日のアクセントになっています。

気に入ったカフェで、満足の行くランチを食べて、お気に入りの
本を読み漁る。
これが本当にやりたかった事なんだと納得。
今まではそういう場所がなかったから自分で作ってしまったの
だけど、今はこれを引き継いでくれる若者がいる。
なんという僥倖だろうか!
後進に感謝、感謝の毎日です。

2013年2月15日金曜日

西荻窪『物豆危』

私の大好きなフードジャーナリストの平松洋子さんの
エッセイに載っていた喫茶店。
前から行ってみたいなと思っていた喫茶店の前をたまたま
通りかかって、入ってみました。
朝の11時半、まだ開けたばかりの雰囲気ですが、先客が
いました。
サラリーマン風情の男性が新聞を読みながら、珈琲を
飲んでおりました。
私もブレンド珈琲を頂きました。
ウーン。

私には合わなかったかな・・・。
で、その後、古道具屋さんに行き、我が家のカフェ用の背の
高い椅子を引き取って貰いに行ったのだけど、
『そういうのはあまり出ないんだよね〜』
と嬉しくない返事。
で、後日取りに来てもらったんだけど、3脚で2000円でした。
トホホ。

甘麹トースト、新バージョン

甘麹トースト

今回はほうれん草の食パンに甘麹を載せて
焼き、ここにバナナを並べ、更にメイプル
シロップを垂らします。
ふ・ふ・ふ・ウマイ!



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2013年2月10日日曜日

『ガンで生き方を・・・』その3

『ガンで生き方を見直した人達の証言』その3

次は柳瀬一輝さんの場合

2004年に『直腸癌』リンパ菅湿潤との告知を受けるが、
奥さんが菜食主義であった為に、直ぐに穀物菜食を
始める事ができた。
砂糖
油、
肉、

を辞めて、直ぐ切り替えた為に3週間で15kgも減少する。
61kgから46kgに減った時は階段の上り下りが辛かったが
46kgに落ち着いてからは徐々に体力がついて来て、調子が
良くなったと仰っています。
普通いきなり穀物菜食に切り替えると一時、体調が悪く
なる時がありますが、この46kgに落ち着いた時が良い方向
に向かう時だったのでしょうね。
今は50kgほどに戻って、9年間このままを保っているそうです。

この方はかなり激しい性格だったそうです。
そして、人生もかなり危ない事が多かったそうで、ヤクザに
ひと間違いをされ、お腹を刺されて九死に一生を得たという
経験も持ってらっしゃるという方。

『我を通そうとすると、やる事なす事、マイナスに動いてしまう。
だから、明るくしよう。
ガンにはなってしまったのだから、仕方が無い。
なったのは自分のせいでは無い。
直してくれと言っているウチは治らない、自分が良いなと思う
事を、前向きにやって行く事が大事だと思う
ガンになって本当に良かった。
極道っぽい性格が直った。』・・・こんな言葉で締め括られました。

こんな怒りっぽい、チョット強面のご主人をよくここまで
導いたものだと、私は奥様の努力を感じました。
やはり、このご夫婦もお二人で大森一恵先生の教室に通い
その通りに実践なさったそうです。

で、最後に質疑応答の時間に、ある若者が手を挙げて話しました。
『私は札幌からきました。
私は医者です。でも、ガンになりました。』

会場が深としました。
いかにガンが治ると言っても、そして、この会場は
ガンを克服した人のお目出度い、嬉しいお話の会場
なのに、でも、この若者を襲った病魔に憤りを感じて
しまいます。
大人しそうな、謙虚そうな、好感の持てるこの青年。
ベージュのコットンパンツを履き、縞の?シャツを着て、
ベージュのセーター?を着てた、ごく普通の青年。

みんなの胸を過る不安と無念。
『ガンは若い人ほど進行が早い』・・・
彼が取り組むべきこれからの課題はどうなるのか。
噂ではありますが、かのスティーブ・ジョブズもマクロビで
治そうとしたそうですが、間に合わなかったそうです。
確かではありませんが。彼はお魚だけはたべた
ペクスタリアンだったそうですね。

この青年を思う時、みんなの想いは深く、深く潜航していったに
ちがいありません。
青年は果たして、寛解できるのか、
この青年には玄米菜食を理解して整えてくれる人がいるのだろうか。
この青年は自分で出来るだろうか。
みんな事情が許せるなら、できる事なら、手を差し伸べたいと
おもったに違いありません。
私はこの青年がいつか、明るい笑顔で人生を歩いている姿を
想像する事にしました。

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『ガンで生き方を見直した人達の証言』その2

『ガンで生き方を見直した人達の証言』その2

次の方は佐伯啓子さんの場合
1997年乳癌発病、右乳房切除後、抗がん剤6回、ホルモン
剤5年服用。
2007年に10年経って、ガン克服と思ったのも束の間、肺転移
が見つかり、不治を宣告される。
しかし、その後、本を読み漁り、『ガンの患者学研究所』を
しることになり、玄米菜食を紹介され、マクロビオティックに
出会う事になりました。
彼女はマクロビで食事を作る事が楽しくて仕方がないと仰って
います。
毎日、早寝早起きを励行し、
ウオーキング、1時間くらいの気功、
里芋湿布、足湯、半身浴などを
日課としているそうです。
ガン患者は低体温である・・・
体温を1度上げれば免疫力が30%上がる・・・
などを考えれば、やはり、体温をあげることが大切です。
この方も足湯、半身浴などをしているうちに体温が上がってきて
35度代が36度代になってきたそうです。

『癌』になって良かった。
自分が愛せるようになった。
と仰るこの方は身体が喜ぶ、心が喜ぶを心情にしている
と言っています。

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ガンで生き方を見直した人達の証言

  平成25年2月9日
『ガンで生き方を見直した人のたちの証言』

阿佐ヶ谷ホテルルートインで行われた講習会は
素晴らしいの一言でした。
人はこんなにも立派になれるのか・・・。

癌を宣告され、不幸とも言えるこの癌との出会いを
真摯に受け止め、寧ろ癌に出逢ったことで、自分の
人生をより高い位置に持っていく事ができた人達
の勇敢な闘いを聞かせて頂きました。

はじめは和田隆彦さんの場合です。
2006年に前立腺がんの告知を受けましたが、医者の勧める
3大療法を受けず、玄米菜食に食事を切り替え、その他、
呼吸法、瞑想、半身浴、ストレッチなどを行って一年後に
自然退縮しました。
この方は自分の会社の経営計画発表会で自分がこうして
治ったと発表する姿をイメージして治療に専念して、その
通りになった・・・とお話します。
所謂イメージ療法ですが、これも先生方のお話に拠れば、
ただ、イメージする、ではダメで、
"明確に、鮮明に、具体的に"
イメージする事が大切だと仰っていました。

この方はまず、朝5時半に起きて、深呼吸。
呼吸法を学び、新鮮な空気を身体の隅々まで行き渡らせる
事から一日が始まります。
次にストレッチをして身体を柔軟にし、半身浴をする。
この時間に新聞を読んだり、本を読んだりして1時間ほど
過ごす。
会社には以前車で行っていたが、歩くようになったそうです。
呼吸法も癌を外に追い出すというイメージで行い。
元気になって奥さんと旅行をしているイメージで行って、
本当にそうなったそうです。

会社の発表会で、初めて癌を知らせ、そして、どういう努力を
して、治したかを実際に発表したそうですから、社員の方はさぞ、
驚いたことでしょうね。
食事はマクロビオティックにご夫婦で通って勉強をし、何を
食べるベキかをしっかり学んで、性格も考え方も感じ方も
全く変わったという事なんでしょう。
癌のお陰で人生がいい方向にリセットされたということでしょうか。

主治医もどうして?と首をかしげたそうです。

今この方は部下の癌治療に必要な手当てをもっと簡単に出来ないか
との思いで新しい器具を製作中との事です。
早く出来ると良いなとの思いでこの方のお話を締め括らせて
もらいます。
立派です。
羨ましいです。
良い人生ですね。


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2013年2月9日土曜日

バルト9の『豆茶』その2

今日は竹内結子さん主演の『ストロベリー ナイト』を観て、
その後、遅めの昼ご飯に、又もや、豆茶でランチです。

ご飯にトロロ、
小さな冷奴、
切り干し大根の煮物、
白菜の漬物、
豆腐コロッケ、
薄味の美味しいお吸い物、中には可愛いコロコロのがんもどき、
里芋、ササガキごぼう、そして、タップリのネギ。

どれも美味しくて綺麗。
結構お腹が一杯になりますよ。
夕飯は我が家自慢の『おトップ』という具たくさんのお吸物
だけで満足。
次回は『おトップ』の作り方かな?

2013年2月6日水曜日

アサイチのおままごと

ここのところ、毎朝やってくる孫娘は幼稚園に行く
前に私と"おままごと"をするのが、日課になっています。

今日はアイスクリームとスープだそうで、どうやら
色合いはそうですが、スープはトマトのオモチャ
の野菜。アイスはジャガイモのおままごと野菜。

スプーンとフォークをあしらって、
『どうぞ、召し上がれ』
私もちょうど朝ご飯を食べている時間なので、丁度良い。
ときどきは『それ食べたい』と言って、私のパンを齧って
満足している孫娘。
この子達のいくつまで、見届けることができるのか、
やはり、まだまだ生きなければいけないようですねえ。

宮部みゆき『ソロモンの偽証』

神託を受けて人を裁くことを許された王、ソロモン。

宮部みゆきさんの5年ぶりの現代ミステリー。

毎日ではないけれど、出かければ、やはり本屋に
入ってしまう。と言うか、そこしか思い浮かばない。
で、陳列してある本を眺めてホッとして、考えた。
最近あまり小説という娯楽?に耽ることが無いな。
所謂、娯楽本位で読む・・・というヤツ。

ちょっと高いけど、ウチのお店の本棚に置いて
見映えがしそうなもの・・・というかなり動機が
不純なんだけど、眼にはいったのが、
宮部みゆきさんの 『ソロモンの偽証』
其れからが大変。1冊1800円もする。
大人買いもイイけれど、面白いかどうかも分からないし、
いやいやこんなに高いんだから意地でも読み倒すのが、
私。
まっ、重いから1冊づつに決めて、帰って来てから読み
始めたら、大変。
この本を開いたら辞められない。
殆ど3週間、ドップリはまり込んだ。
夜中に読み終え、読みたいのに、次が無いのも困るとばかり、
夕飯の支度のついでに本屋へという日もあった。

『ソロモンの偽証』一部は事件、2部は決意、3部は法廷。
クリスマスの夜に14歳の少年が自殺?をする。
それを巡って、クラスメイト達が苦悩し、真相を突き止め
ようとクラスメイトの中学3年生が前代未聞の学校内裁判
を計画する。
ここに、宮部みゆきさんは教育関係者やマスコミや警察、
そして、親達、兄弟姉妹が様々な問題を抱えて生きている
現代を丁寧に描き出している。
子供は大きくなり、学校という集団生活の場に放り込まれる。
子供は何も分からず、周りの子供も同じように迷い、親も
未熟で、それを十把ひとからげで教育という場に押し込んで
教える。傷つき易い子供達。
社会もそう、大会社などは個人の意見など尊重しないし、個性
など考慮に入れない。
そして、しかし、オトナだから、大丈夫とも言えない。
でも、集団に馴染めない子供は必ず存在する。
社会からはみ出していく大人もいる。
今、個性を尊重するとか、集団に馴染めないコトをあまり
責めない時代になっているように思う。
教育の現場は今まで通りであっていい訳がないのだけれど、
この小説は勿論フィクションだけど、大人も子供も優しい。
そして、賢い。
そして、登場人物の個性がそれぞれにイキイキとしっかり描かれ
ている。
やはり、宮部みゆき さん凄い作家です。

『この10年、私はずっと『留年』していました。やっと、卒業
です。・・・』
この作品を書き上げるのに、どれ程の精力を傾けたのかがわかります。
素晴らしい!




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2013年2月1日金曜日

こんな売り方も!

高層ビルが林立する界隈ではコンビニでも石油を売っている
んですねえ。
お手軽な缶に入って売られています。多分高層ビルの住人が
買うのでしょうが、なんせ高いです。
高層ビルでの石油ストーブの使用は許されているのか、規則
があるのか、ないのか、それとも、そんなの勝手でしょ!
なのか、
しかし、こうやって売られているのだから、重要はあるので
しょうね。
それとも、目的が違うのか。
いやいや、ファンヒーター専用って書いてある。
とにかく、ここに住むのは大変そう。

『麒麟の翼』の前で会いましょう。

ひと月に一回の山行は、時々、街歩きになり、
やる気なしの私も其れなら楽だわ!と勇んで
参加。
オマケに東野圭吾さんの『麒麟の翼』だって
言うのだから、誰かとこの本について、いや、
映画について話せるかなと、勇んで出かけま
したが・・・。

やっぱり人気スポットなんですねえ。
我々以外にも結構集まって来ていて、写真などを
撮っている方達がいました。
あそこにおじさん、おばさんの集団がいる!と手を
挙げて駆け寄って見れば違う人の集団で、笑に崩した
顔を何処に向けて良いのやら、たくさんいましたねえ。

ここで、中居喜一さんが、血まみれのお腹をかばい
ながら、やっと辿り着いて息耐えたんだ
・・・。
映画の最初と最後のシーンに出てきたこの場所と
中居さん。
印象的なシーンだけは覚えているけど、ハテ、どんな
ストーリーだったかな。
これでは、語り合うなどできません。
最近、まるで取り憑かれているように読んでいるけど、
なんも覚えてないのではダメだなとズッと反省しながら
歩いていました。
で、そんなだから、何処を歩いたかも定かではありません。
結局、最後は豊洲のララポートで遊び、ガスの
科学館を見学して、ユリカモメでかえってきました。

それで、それで、一番面白かったのが、
『ユリカモメ』
夕闇に包まれてあちこちの建造物や東京タワーやらが
美しくライトアップされて、しかも、どういう訳か
たった一人で乗ったユリカモメ。
どうやら、私は一人が好きなようですね。