ノーベル賞を受賞した幕言氏のこの『幕言』
という意味は
"喋り過ぎるな"という意味なんですって。
中国山東省の生まれの貧農の生まれ、
一本のサツマイモを兄弟と争う程の貧乏な
家庭で育ち、文化大革命で小学校を中退する。
綿花工場で臨時雇いを経て、人民解放軍に入り、
小説を書き始めたのは
『一日3回ギョウザを食べられる生活がしたい』
だったそうです。
社会主義下の残酷な現実を切り込む作風だそう
ですが、ペンネームの通り、喋り過ぎてはいけない
のですね。
こういう現実をモダンでストーリー性に
富んだ面白い読み物にしているところを評価
されたとか。
なんにせよ、今、読みたい本のリストに一応
入れておこうかな。