Acousphere Live 2016.10.11 吉祥寺Star Pine's Cafe

2016年10月11日(火曜) 吉祥寺スターパインズカフェにてスペシャルライブイベント「Acousphere with Friends」を開催します! 
Acousphere Recordに所属するアーティストが一同に集うライブをお楽しみください!
日にち:2016年10月11日(火曜)
場所:吉祥寺スターパインズカフェ 東京都武蔵野市吉祥寺本町1-20-16 B1
出演:Acousphere / Acoustic Sound Organization / Aerial / Sonascribe
時間:Open 18:00 / Start 19:00
前売り ¥3,900+1drink / 当日 ¥4,900円+1drink
詳細はこちらをご覧下さい!

2012年10月17日水曜日

『人間、死ぬまで生きている。』

小説家であり、フランスのフランソワ ラブレーの研究者
である、荻野アンナさんの名言。
この方、つとに知られる駄洒落の名手。
隠居大学で、天野祐吉さんとの対談で面白い話を
沢山披露しておられます。

フランソワ ラブレーは16世紀の人だそうですが、『戦争』
『ペスト』『飢餓』の3点セットの時代に生きていました。
修道者であり、医者であり、大インテリだったかれは
笑いを書いた。
彼の作品は真面目なモノとヘンテコなものというか、
高尚と低俗をうまく交ぜて書いているそうですが、
当時の知の技法がそうだったとか。
"世界で一番気持ちのいいお尻の拭き方"なんて言う
ふざけた内容で1章分を費やしているなど、チョット、
引くような、興味をそそるような・・・

で、荻野アンナさんは、隠居って聞くと血が騒ぐ、
憧れだと話します。

さて、彼女の隠居のイメージは
定住しないこと。
湯治場めぐりをして暮らすのが夢。
『港、みなとに女あり。』ではなく、
『湯治場、とうじばに男あり。』にして、
茶飲み爺さんを置く・・・なんて言う冗談か本気か
分からないことを仰います。
オマケに落語を習っているんだそうで、馬生さんの
お弟子さんで高座名が"金原亭駒ん奈"

落語をなぜ習うか・・・話し言葉の良さを上手く伝えたい
との思いからだそうです。とかく、書き言葉が優勢を誇って
いる今、人とヒトとの情報伝達を実際の言葉で通じ合うのは
大切でしょうね。

そして、駄洒落の名手。
ダジャレは話を面白くするだけじゃなく、破壊力も凄い。
真面目な話をしている時に、ダジャレを飛ばされると、
一瞬その場が真っ白になる。正面から反論してもかなわない
相手とか、反撃するとすぐに怒ってカリカリするような相手
を突き崩すには、やはり、シャレとか、ダジャレが強力だ
と。
しかし、そういうカリカリする相手も余裕のない人はダメ
でしょうね。怒ってそれきりということもありそう。

とにかく、笑は生活の中の潤滑油です。
笑って暮らしたいですもの。