出演していました。
サッカーグラウンドから姿を消して
随分月日がたちましたが、彼は健在
でした。
誰でもそうですが、海外に行くと
日本人なら必ず聞かれる事。
それは日本の伝統的な慣習や、美術
に関すること。
日本のお寺や陶器の事や華道、茶道
などのことですね。
しかし、余程その関係の方でない限り、
こういうことについて聞かれて説明が
できる若者はまず、いないでしょう。
中田さんは言います。
"むしろ、質問してくる外国人の
方が詳しいんですよ"
彼は自分のアイデンティティを
考える上で
自分は何者なんだという答えは
日本にあり、日本の伝統工芸を
作る人に会い、その思想を知る事が
大切だと諸国を訪ね、そして、必要が
あれば自分もそこで生活させてもらい、
作り、その成り立ちを理解します。
その中で、これはというものには
援助したいとも言います。
彼が立ち上がることでそこここの
伝統工芸が生き残って行くことでしょう。
彼は素晴らしい道を歩き始めた
のですね。