Acousphere Live 2016.10.11 吉祥寺Star Pine's Cafe

2016年10月11日(火曜) 吉祥寺スターパインズカフェにてスペシャルライブイベント「Acousphere with Friends」を開催します! 
Acousphere Recordに所属するアーティストが一同に集うライブをお楽しみください!
日にち:2016年10月11日(火曜)
場所:吉祥寺スターパインズカフェ 東京都武蔵野市吉祥寺本町1-20-16 B1
出演:Acousphere / Acoustic Sound Organization / Aerial / Sonascribe
時間:Open 18:00 / Start 19:00
前売り ¥3,900+1drink / 当日 ¥4,900円+1drink
詳細はこちらをご覧下さい!

2013年11月28日木曜日

高島野十郎評伝その3

大正5年(1916)、野十郎は26歳で東京帝大水産学科を
首席で卒業。
魚の感覚に関する研究を行っていた。また、卒業時に
授与の候補に挙がっていた恩賜の銀時計を辞退した。
これで、引くに引けぬエリートコースへの退路をタチ、
同時に栄誉心もかなぐり捨て画業に専念するしかない
道を選んだ。

この人は人生の始まりから厳しく、険しい道を選んで
いるのですね。
私はこういう生き方を自分では出来ないから、観たり、
読んだりするのが好きです。
そして、(それって、大変じゃないの!とか、難しい
でしょ!とか、不可能でしょ!)というのが、基本的に
イヤ。
難しい、大変、と言われれば言われる程、手を出したくなる
というへそ曲がり。
そんな人生も終盤に差し掛かり、そんな事も言えなくなって
きているけど、やはり、この歳でも出来る挑戦・・・と言う
なんチャラを模索中。
今は若い人のそんな挑戦に何となく、手を貸すのが喜び
になっています。

野十郎は人生の終盤に数えきれない程の『蝋燭』の絵を
描いています。
それを知人の誰彼、構わずにあげています。
この絵に何かを感じる人は大切に子孫に伝えているでしょうが、
何も感じない人に貰われていったとしたら、悲しいですねえ。

私は真似をして、何枚か描いた事がありましたが、全く上手く
行きませんでした、当然だけど・・・。
歳をとったから、少しは近ずけるだろうか。
不可能、無理、大変、・・・ですかね。