パロディに次ぐパロディにニンマリしてしまった。
国語入試問題必勝法などはつい自分の高校時代
を思い出し、問題に取り組んで充実したあの
青春を思い出したのだが、これはあくまで
おふざけ。
あの頃は英語本ではヘミングウェイやJDサリンジャー、
サマセット・モームなどがよくとりあげられていたっけ。
『靄の中の終章』などは呆け老人の心に入って、壊れていく様を情け容赦無く書いている
いやはやこの歳でこの様子を読むのは哀しい
いくらパロディでも・・・。
しかし猿蟹合戦を解き明かすくだりは面白い
太宰治の作品に絡めて蟹を女性に喩え、猿を
DVの男性に喩えて、論説を繰り広げている。
太宰治の『御伽草子』は面白いらしい。
太宰治は読んだことないな〜。