Acousphere Live 2016.10.11 吉祥寺Star Pine's Cafe

2016年10月11日(火曜) 吉祥寺スターパインズカフェにてスペシャルライブイベント「Acousphere with Friends」を開催します! 
Acousphere Recordに所属するアーティストが一同に集うライブをお楽しみください!
日にち:2016年10月11日(火曜)
場所:吉祥寺スターパインズカフェ 東京都武蔵野市吉祥寺本町1-20-16 B1
出演:Acousphere / Acoustic Sound Organization / Aerial / Sonascribe
時間:Open 18:00 / Start 19:00
前売り ¥3,900+1drink / 当日 ¥4,900円+1drink
詳細はこちらをご覧下さい!

2015年9月25日金曜日

『選択の科学』その2、自分で決断する危うさ

『選択の科学』ではある実験結果をこう分析しています。


早産で生まれた赤ちゃんは保育器に入れられて、様々な不都合の為に

人工呼吸器で命を永らえています。もし、無事そこから出られたとしても

脳が機能せず、話す事も聞く事も出来ず、一生車椅子で過ごす事になる。

その時、あなたならどうしますか・・・という設問がある。

以前は医者の判断で呼吸器を止めると言う事が公然と行われていたが、

インフォームド・コンセントという考え方が始まり、医者は患者に事前に

詳しく説明してどうしますか・・・と言う事になり、決めるのは両親に任せられる

ようになった。

自由主義社会では個人に関係する事には本人の自由意志が尊重される。

しかし、この場合、両親に子どもの人工呼吸器を止める判断を任せる場合

と医者が決断をする場合とでは親の精神的負担は大きく違う。

つまり、アメリカとフランスの場合ではこの辺のところが微妙に違っている。

アメリカの両親の場合は決断は両親に任され、『もし、あの時違う決断を

していたら・・・』というような後悔がいつまでも付き纏う。

フランスの場合は最後は医者の決断があり、アメリカの両親のような後悔は

ない。

事程左様に自分で決断する・・・というのはそれぞれに陰影を残すものらしい。

『ソフィーの選択』のように丁か半かを自分で決めるというのは辛いことなのだ。

ソフィーは自分の子どもの二人のうちどちらか一人をガス室送りにしろ!と言われて

身体の弱い子を選んだ事に苦しめられる。


さて、私の心臓のステント手術があっさり終わった後、毎日飲む血栓を溶かす

薬が問題だった。

なんせ、胃が痛いのだ。

ネットで調べると強い薬なので胃が荒らされる、だから、胃薬も毎日一緒に

飲む事とある。

しかし、あまり痛い日が続いたので、ひと月程この薬を飲まない日が続いた。

流石に、医者に呆れられ、また飲み始めたのだが、胃が痛いのは薬が原因

ではなかった。知識がないことからの誤った選択だ。

それから、食べると痛い・・・を繰り返していて、一年ほど経ってから、夕飯に

食べたサバの塩焼きが

『まずいなあ~。バサバサで美味しくない。』から始まった胃の痛み。

『病院につれて行って。』をメールで送ったを最後に気を失った。

気がつけば次の朝、病院のベッドの上で胃が痛い・・・を繰り返していて、吐いた。

誤った選択がとんでもない事になったのだ.


2日後に撮った胃カメラで

『立派な胆石だな~、ゴロゴロあるよ。』

激しい痛みは胆石だったのですね。