Acousphere Live 2016.10.11 吉祥寺Star Pine's Cafe

2016年10月11日(火曜) 吉祥寺スターパインズカフェにてスペシャルライブイベント「Acousphere with Friends」を開催します! 
Acousphere Recordに所属するアーティストが一同に集うライブをお楽しみください!
日にち:2016年10月11日(火曜)
場所:吉祥寺スターパインズカフェ 東京都武蔵野市吉祥寺本町1-20-16 B1
出演:Acousphere / Acoustic Sound Organization / Aerial / Sonascribe
時間:Open 18:00 / Start 19:00
前売り ¥3,900+1drink / 当日 ¥4,900円+1drink
詳細はこちらをご覧下さい!

2011年11月4日金曜日

ソルビン酸の話し、再び。

"生物と無生物の間"の著者福岡伸一さんは"生命と食"という
岩波ブックレットで今の食卓の危うさを説いておられます。

これは去年の10月に書いたものですが、最近自分でも
忘れていることなので、もう一度、投稿してみました。

『私達主婦は毎日買い物をして、その度にその食品についている
食品添加物や合成保存料の裏書きを見て、ため息まじりに
しかたないなと、諦めています。
で、今回は"ソルビン酸"のお話。
私達が毎日眼に触れているソルビン酸という保存料。
ハム、ソーセージ、サンドイッチ、弁当などに使われています。
これを添加するとどうして食品が長持ちするかというと、
ソルビン酸は乳酸に似た、おとり物質として働くそうです。
乳酸は生物にとって、とくに雑菌などの微生物にとって、
重要なエネルギー源です。
多くの雑菌はソルビン酸を乳酸と間違えて取り込みます。
人間は毎日食べているものを咀嚼して老廃物を排泄して
いるのですが、今や現代はこの老廃物を如何に身体の外に
捨てるかが重要な問題になっています。
代謝されずに身体に残るものが細胞を変質させます。
で、
でも、ソルビン酸は乳酸と違って余計な尻尾がついているので
代謝ができなくなるのです。
酵素反応系がブロックされてしまいます。
酵素反応系は菌の増殖を抑制する、静菌作用です。
腸内細菌は食べ物の中にある細菌をやっつけてくれるもの
なのに、これが充分に働けなくなるのですね。
ソルビン酸は人間の細胞には直接的には影響しないとされて
います。
雑菌を制圧するくらいなら腸内細菌も制圧します。
腸内細菌は人間が食べたものを掠め取って増殖している
菌ですが、腸内にあるコロニーを形成することでもっと
凶悪な菌がやってきた時に、それらの菌が増殖出来ない
ようにします。
だから、ソルビン酸がやってきて、少々制圧されても元に
戻りますが、ずっと何十年も負荷を掛けられ続ければ、
当然変質していく可能性がある。
凶悪な菌にやられてしまう脆弱さが出て来るかもしれ
ないそうです。

日本の一億三千万の人が飢えずに生きているのは取り
あえず、ソルビン酸のような保存料や添加物のお陰かも
しれませんが、今の
《大量に、安く》
という流れは日本の経済や日本人の心をおかしくする
のみならず、いやこれが一番の困った問題だと思う
のですが、健康問題でしょう。
福岡博士の言われる通りもう私達は
"ツケをはらわされています。"
サリドマイドの原因は風邪薬だったと思いますが、
それ程の極端な例が起きるのか、おきないのか、
分かりませんが、ムーンフェイスの様なダウン症の
例も遺伝子の狂い、つまり変質によるものだと
聞いています。

今の遺伝子組み替え食品も長い時間をかけて追跡した
結果、安全だと証明しない限り、市場に出してはいけない
と福岡博士は述べておられます。
そして、この博士は狂牛病の研究者なんですね。』

もう一度、添加物の事を考えてみたいと思います。