私たちの常識の中に
《沖縄の土地には伝統的に特別な
食文化があって、おじい、おばあ
が長生きしている。沖縄は長寿県
である。》
という認識があります。
しかし、どうやらそうではないらしい。
沖縄は4年前に長寿ランク24位までに
下がって来ている。
この土地は昔から中国からの影響を
受けて薬食同源、医食同源などの
土地だったのに、今最も、アメリカナイズ
されている土地になってしまった。
昭和20年にアメリカは奄美大島などの
小さい島に駐屯地を探していました。
しかし、山がちな島を切り開くのは無理
ということでそこから撤退したのが
昭和27年。
奄美大島はこの御蔭でアメリカナイズ
されなくて済んで、今長寿日本一です。
今でも日本人は《スパム》というランチョン
ミートを珍重していますが、これはアメリカの
野戦食のためのものであり、お決まりの
保存料がたっぷり、いろいろな部位の
豚肉が使われている健康的とは言えない
缶詰です。
今沖縄の一般家庭では伝統食が少なくなり、
ゴーヤチャンプルーも豚肉ではなく、
このスパムミートで作るというあり様だそうです。
そして、平均寿命を下げているのはおじい、おばあ
の死ではなく若い人の死が統計的数字を下げて
いるのです。
アメリカの缶詰をありがたがって食べている
現状はまだ戦後は終わっていないのか・・・
と発酵仮面はつぶやいておられます。
続きます。