Acousphere Live 2016.10.11 吉祥寺Star Pine's Cafe

2016年10月11日(火曜) 吉祥寺スターパインズカフェにてスペシャルライブイベント「Acousphere with Friends」を開催します! 
Acousphere Recordに所属するアーティストが一同に集うライブをお楽しみください!
日にち:2016年10月11日(火曜)
場所:吉祥寺スターパインズカフェ 東京都武蔵野市吉祥寺本町1-20-16 B1
出演:Acousphere / Acoustic Sound Organization / Aerial / Sonascribe
時間:Open 18:00 / Start 19:00
前売り ¥3,900+1drink / 当日 ¥4,900円+1drink
詳細はこちらをご覧下さい!

2012年6月25日月曜日

大往生したい!

財団法人高雄病院院長の中村仁一さんの書いた
《大往生したけりゃ医療とかかわるな》
を読んでみましたが、やはり家で死ぬのは
大変なようですね。

まず、家で死ぬには《自然死》です。
それには餓死です。餓死は自然死の場合は命の火が
消えかかっているので、腹もへらない、のども渇かない。
《飢餓》では脳内モルヒネ様物質が分泌され、いい気持ち
になって、幸せな感じ・・・だそうです。

口からものが食べられなくなったら、胃瘻もせず、鼻チューブ
栄養も拒絶して病院から帰ります。

よく、外国映画ではベッドの周りにみんながやってきて
ワインでも飲みながら最期の時を待つというのがあります。
日本でもああやってもらえませんかね。明るく。

ほら、あの《フィラデルフィア》の映画がそうですね。

家で看取るというのが、現代においては、そして、
日本では、法律が妙な形で絡んできてやりにくい状態
になっています。

病院では《死なないように最善をつくす》が命題
ですから、本人の願望は聞いてもらえません。
本人の意識が朦朧としていては尚更、医者の思う壷です。

亡くなる本人が余程の覚悟と形式を整えておかなければ
思った通りにいきません。

最近では飲まず、喰わずになってから14日も生きた人が
おられるようですから、最大限2週間、そばで本でも読んで
付き添っていただかないといけません。
家族もそうやって死んでいく先人を看取ることによって、
自分の生き様を考える良い機会でしょう。

そして、死亡診断書をだす訪問医を確保。
趣旨を理解してもらい何も手を下さないようにしてもらうが
肝要。
最近耳にした話しですが、法律上24時間以内に診察して
いないと死亡診断書が書けないと拒否する御医者様がおられる
ようですが、この中村さんによると解釈の間違いであると
おっしゃっておられます。
これを『24時間のルール』というのだそうですが
厚生省医政局発行の『死亡診断書記入マニュアル』によると、
1:診療継続中の患者が、受診後24時間以内に診療中の疾患で
  死亡した場合は異常が無い限り、改めて死後診療しなくても
  死亡診断書交付できる。
2:受診後24時間を超えていても改めて死後診療を行い、生前
  診療していた疾病が死因と判断できれば求めに応じて死亡
  診断書を発行できる。

まっ、難しいことはこの本を読んでいただくとして、
老人のお友達《癌》は本当は痛くない。痛いのは癌治療である
と中村さんは言います。
話し半分だとしても、人は絶対に死ぬわけですから、一応
繁殖が終えた人は死に方を準備するくらいのことは許されても
いいのではと思います。
まだ、《死》という話題はタブーですか?