Acousphere Live 2016.10.11 吉祥寺Star Pine's Cafe

2016年10月11日(火曜) 吉祥寺スターパインズカフェにてスペシャルライブイベント「Acousphere with Friends」を開催します! 
Acousphere Recordに所属するアーティストが一同に集うライブをお楽しみください!
日にち:2016年10月11日(火曜)
場所:吉祥寺スターパインズカフェ 東京都武蔵野市吉祥寺本町1-20-16 B1
出演:Acousphere / Acoustic Sound Organization / Aerial / Sonascribe
時間:Open 18:00 / Start 19:00
前売り ¥3,900+1drink / 当日 ¥4,900円+1drink
詳細はこちらをご覧下さい!

2014年1月20日月曜日

パンの耳

パンはご飯に変わる炭水化物として、朝の食卓に欠かせない
ものになってきた。
確かに、パン食はラクチンだ。
パンをトースターで焼いて、紅茶か珈琲、後はサラダか、
ヨーグルトか、果物くらいなもので、用意に10分もかからない。
勿論、そのほか、卵を焼いたり、健康に良い野菜ジュースを
作ったりと豪華な朝食を用意する人も多いと聞くが、最近の私は
お正月から、はたまた、温泉旅行と続いて胃が重い状態が
続いている。だって、あれだけの料理を残す事は出来なかった
から。
旅館側の思惑である料理の数で宿泊料金に見合わせようとする気持ち
は分かるけど、どう考えても多過ぎですねえ。
で、最近は朝ごはんはヨーグルトだけとか、軽くトースト一枚と
紅茶かミルクティーが続いている。

お陰で体調が戻って来たようである。

さて、このパン食。
色々拘る人が多く、どこのパンを食べているかを聞くとそれぞれの
理由で買っているパン屋さんが違い、本当に面白い。
安いという理由で⚪ザキのパンを買い続けているやつもいれば、
ここだけが美味しいと絶対に店を変えず、わざわざ遠い三鷹駅の
近くまで『買いに行くんです。』という方もおられる。
かと思えば、新しい店が出来たと言っては、遠くまで自転車で
駆けつけ、『こんど出来たパン屋さんの何とかが美味しいわよ〜。』
と教えてくれる人もいる。
私はどちらかというと、マクロビ的に考えて、添加物の入ってないもの、
保存料の入ってないもの、どうせなら、いちおう雑穀のはいったものなら
いいなということですかねえ。
で、今日はいつも行く喫茶店で『食べ物談義』が始まりました。
散々、賞味期限やら何やらをを話したあとに、
『あたしパンの耳が好きなのよ』というご婦人がおられました。
このパンの耳を買うのが難しいんだそうだ。
長い食パンの端、つまりたった2枚しか出来ない、あの端っこ。
あの端っこに溶けるチーズを載せて焼くのが大好き。
このほんのチョットの部分を買うために、全部を買って、後は
仕方なく、2〜3枚食べて誰かにあげてしまうか破棄するか、なんだそうで、
『もったいない』
『残りは冷凍すれば』
『端っこだけを買うわけにいかないの?』
『誰かとシェアすれば』
と周りは喧々諤々。

いつも行くパン屋さんもこの変わったお客さんに面食らっているようで、
『パン1本分の料金を払うから、耳を売って頂戴』
をなかなか理解できずに、白い部分を大量につけてきたり、と、こちらの
意図が分からない。
勿論、お金に困っているわけではないのです。
ただただ、あの固い端っこがすきなだけ、そして、そこしか食べたくない
んだそうですよ。
だから、サンドイッチでもあの白い部分だけを使い、焼かないで作る
『あの⚪せいどうパーラーのサンドイッチなんてとても食べられない』
とおっしゃる。

この方かなり偉い御婦人らしく、70近いながらも現役で働いておられる
そうで、このコダワリと頑固にスジを通す・・・こう言う処がいまなお
社会に求められているのかなと、変に感心してしまいました。
私など、パンの耳でもあればイイわよ、ああ、何でもいいわよ、と
何にでも妥協をして、怒らず、周りに合わせてきた。
これを良しとしてきたけど、そろそろ自分を主張して、好みを大声で言い、
嫌なことはいやと言って暮らそうか・・・な?


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