明けましてお目出度う御座います。
さてさて、一年の始めというのは、気分も新しく
何かを始めて、"さあ!頑張るぞ!"という若者も
多いことでしょうが、還暦を遥かに過ぎて仕舞った
私はどうかと言えば、何事もなく、無事に過ごせれば
・・・という後ろ向きな目標になりがちです。
しかしながら、個人的にはやっと静かで、落ち着いた
人生が始まったという処で、かなり、グッとハンドル
を切ろうかと目論んでいるところ。
『祇園精舎の鐘の声、
諸行無常の響きあり、
沙羅双樹の花の色、
盛者必衰のことわりをあらわす。
奢れる人も久しからず、
只、春の夜の夢のごとし、
たけき者も遂にほろびぬ、
偏に風の前の塵に同じ。』
平家物語の有名なクダリが浮かんできます。
この春の夜の夢ってどんな夢なんだろうか。
時代によって、人によって、春の夜の夢はずいぶん
違うと思いますけど、私のそれは随分と慎ましく、
スケールが小さく、言うのも恥ずかしいような希望
だけど、一年の初めの、親戚が一同に会しての新年会が
まあ、終わってヤレヤレだから、
イイから感の温度の温泉に使ってハア〜って・・・
なんてまあ、情けない!
さて、白山神社に初詣です。