Acousphere Live 2016.10.11 吉祥寺Star Pine's Cafe

2016年10月11日(火曜) 吉祥寺スターパインズカフェにてスペシャルライブイベント「Acousphere with Friends」を開催します! 
Acousphere Recordに所属するアーティストが一同に集うライブをお楽しみください!
日にち:2016年10月11日(火曜)
場所:吉祥寺スターパインズカフェ 東京都武蔵野市吉祥寺本町1-20-16 B1
出演:Acousphere / Acoustic Sound Organization / Aerial / Sonascribe
時間:Open 18:00 / Start 19:00
前売り ¥3,900+1drink / 当日 ¥4,900円+1drink
詳細はこちらをご覧下さい!

2014年9月18日木曜日

『内蔵が生み出す心』

この本の著者西原克成さんは『心はどこにあるか』という
研究をしている学者さんです。
心、つまり感情は脳にあるのではなく、腸にあるのではないか・・・
という仮説をたて、研究している内に確信に至ったのはクレア・シルビア
さんの『記憶する心臓』という報告を聞いてからでした。
クレア・シルビアさんは心肺同時移植を行って生き返った人です。
移植手術後クレアはドナーであるバイク事故で死亡した若者の臓器が
それ自体の意識を伴って、自分の中にあるのではと思えるように
なります。
クレアはドナーである若者の死亡事故を図書館でみつけ、夢の中の
青年と同じ名前であったことに驚愕します。
他の同じ移植を受けた人たちとのグループミーティングでは生活習慣が
術後変わり、バナナが好きになったり、綺麗好きだったのが、それほど
執着しなくなったり、又ある人は引っ込み思案で内省的だったのが、
おしゃべりでやんちゃになったり・・・とその変化を報告しています。

こういう事をディーパック・チョプラ博士は"経験はわれわれが自分の
内に取り込むものであることから、細胞には記憶が染み込んでいる"
従って、細胞を体内に取り込めば、同時に記憶までをも取り込むこと
になる・・・といっています。

『生命は腸から発生します。』
生命体とはエネルギーの渦がめぐるとともに個体のパーツが発生、成長、
リモデリング(新陳代謝)する仕組みのことで、これによりエイジング
を克服する仕組みです。個体の丸ごとの作り替えが遺伝現象であり、通常は
生殖を介する・・・。
エネルギーの渦が巡るというのは高等な脊椎動物では細胞呼吸と解糖の
ことで、ともに腸から吸収した栄養を好気的(酸素を使って)または
嫌気的に(酸素なしで)分解して得られるエネルギーを生命活動に利用
している。このエネルギーはもともと植物が太陽光線によって、光合成で
作っていたものが、食物として腸から消化、吸収されることで得られる
ものです。

ある患者の話ですが、重症の痴呆と皮疹で白血病の診断のもとに内科で
治療を受けていた老人が歯周病の歯を10本ほど抜いて、すべて治って
しまった症例やひどいジンマシンで悩んでいた女性が口呼吸を鼻呼吸に
あらためただけで治癒してしまったというのがあります。

腸の特徴とその機能を無視すると、直接脳や皮膚等体壁系に影響して思考
や思想、精神を障害します。一方、腸の機能が種々の理由で衰えて、腸の
門脈の酸素不足になると、内臓から活力がうしなわれます。そして、心の
病になるのだそうです。

人はもともと原始脊椎動物の軟骨魚類のネコザメから発生した・・・と言われて
います。その鰓から、肺や心臓が出来てきて内臓その他もつくりだしてきています。
人間の身体は一本の長い管であるとよく言われますが、その通りでその内壁と
外壁の筋肉の働きで各器官が出来ているらしいのです。

その中の腸は最も重要で、一日に一兆個の細胞が作り替わるリモデリングで
生命が維持されています。

骨休め不足の内臓下垂、
腸を冷やす冷たい物中毒、
噛まない雑な食べ方、
口呼吸で腸の内臓筋を痛める、
これらのことにより、生理痛、子宮内膜症、頭痛、片頭痛、ノイローゼ、
うつ病と言った、副交感神経の変調による心の病が訪れます。

口で呼吸が可能なのは哺乳動物では1歳以後の人類だけだそうです。
これが人体の仕組みの最大の弱点になっているそうです。

つまり、口呼吸と腸を冷やすことで、扁桃のM細胞から、とめどなく常在菌が
白血球に乗って身体をめぐるのです。骨休め不足では骨の中で血液を作る
仕組みが上手く働かずに白血球がくたびれてしまうと、この常在菌がからだの
あちこちで悪さを始めるのだそうです。

でも、(骨休め不足)とはいい言葉ですね〜、(過労)とか、(働きすぎ)
とは言わずに骨休め不足・・・。人を労わるにはいい言葉です。
さて、私はナルベク、口呼吸をせずに鼻呼吸をする練習をしなければ・・・。