高校の書道部が全国大会に出て日本一を決めると云うテレビ番組を観て感動。
一年生の部員が如何に練習をするかと云うと、ひたすら臨書だそうで、中には
定規で測って、全く同じに書くことを練習するのだそうです。
コレは盲点だったですね。定規で測って全く同じに書くというのが良い方法か、
どうかは別にして、私としては驚きと感動。字形の美しさ・・・は簡単には言
えないのでしょうが、大きさ、太さ、傾き、跳ね方、そして、昔から、こういう
のが良いとされているルールのようなモノがあって、白い半紙のどの部分をどう
埋めていくかが、その人の美学。書道の世界にはこういう基本の線や形に独特の
言い方が有るのだそうですが、私は未だ分かりません。
さて、全国に出るみなさんの作品に興味が湧いたのが、大きな紙に細字
を沢山書いた作品。コレを書いた生徒さんはインタビューされてこんな事を言って
いました。
途中で間違えたら、どうするのですか?という質問に
『初めから書き直します。』
一枚の大きな作品を作るのに、どれだけの精力を注ぐのか。
私はまだ、書道を始めたのが3年という事もあって、作品を作るという大それた
事が出来ませんが、そろそろ小さな作品を作って見ようかなという気持ちになり
ました。
あの