Acousphere Live 2016.10.11 吉祥寺Star Pine's Cafe

2016年10月11日(火曜) 吉祥寺スターパインズカフェにてスペシャルライブイベント「Acousphere with Friends」を開催します! 
Acousphere Recordに所属するアーティストが一同に集うライブをお楽しみください!
日にち:2016年10月11日(火曜)
場所:吉祥寺スターパインズカフェ 東京都武蔵野市吉祥寺本町1-20-16 B1
出演:Acousphere / Acoustic Sound Organization / Aerial / Sonascribe
時間:Open 18:00 / Start 19:00
前売り ¥3,900+1drink / 当日 ¥4,900円+1drink
詳細はこちらをご覧下さい!

2010年10月21日木曜日

ひどい、著作権!

昨日のGIGAZINに載っていた著作権の問題
本当にいやですねえ

アメリカ映画などに出てくるお誕生日のシーンに
《HAPPY BIRTHDAY TO YOU》を歌っている
シーンが出て来ないのはどうしてかご存知ですか?
というのが最初の出だしなんですが、

もともと曲があって、これに単に歌詞をつけただけの
この歌詞に著作権があり、これを一回使うと大体5万円ほどの
著作権料が発生するとか。
HAPPY BIRTHDAY TO YOU
HAPPY BIRTHDAY TO YOU
HAPPY BIRTHDAY DEAR ・・・
HAPPY BIRTHDAY TO YOU
というたったこれだけの歌詞に
一回使うと金よこせ!
というのはどうなのか

今この著作権をもっているのはワーナーだそうですが、
この著作権料で年間200万ドルを稼いでるそうです。

中国のような著作権無視の世界は問題外ですが
おおかたは
この著作権で苦しめられています。
元々弱者を守る筈のこの権利が
強者の弱者イジメになっていて、
こんな濡れ手に粟のような金儲けは
感心しませんね。

折しも漫画家の《佐藤秀峰さん》の言い分も読みました。
かれは社会派?漫画家で
《ブラックジャックによろしく》という
優れた医療漫画を書いています。
しかし、その内容はかなり重い。
元気な時でないと読めないのですね。

で、出版大手に対する憤りを書いています。

コミック漫画の構想を練り、自分で作画している人の
権利がたったの15%ほどで、あとは出版社の儲けであると
いうこの構造は出版社の横暴ではないか。
確かに昔は出版社に作家が作品を持って行って
本にしてくださいと頼んでいた時代がありました。

作品を作った人は編集者に頭が上がらなかった。
機嫌を損ねればだしてもらえない。
そこで本になっても幾ばくかの見返りで
我慢をしていました。

確かに出版社の方も本を出すまでに
たくさんの人の手を煩わせてできあがって
いるのですから、それなりの利益は必要でしょう。
どの位の売り上げがあれば経費のなん%が解消できて
どのくらいの収入で潤うのか。

いつの間にかお互いの権利関係の平等が崩れ、
フェアーではない儲けの取り分になってしまって
いるのでは。

ここに、長い慣例や常識という名の非常識が
まかり通っている。
どこの世界もこの非常識が次世代を苦しめているのですね。
そして、大手はどっぷりあぐらをかいてしまった。
今、彼らはこの利権を必死に守ろうとしています。
しかし、時代は変わっています。

佐藤秀峰さんは新しい事にチャレンジしています。
インターネットでこの
《ブラックジャックによろしく》を
配信しています。
凄いことです。

私たちはこの漫画をインターネットで読めるのです。
そして、これはこの権利を持っている人がきちんと
取るべき利益を取得できるのです。
佐藤秀峰さん、よくぞ頑張ったと思います。

新しい風が吹いているんですね。