この人は今をときめく人気作家だが、
私はこういう世の中を騒がせている・・・
という作家が苦手でした。
ミステリーというのも、どうだろう?
と考えてしまう。
でも医療ミステリーということで、
毛色の変わったものも読もうかと
手に取ってみたのが、この本。
“ジーン・ワルツ”
映画化されたそうですが、観なくても
いいなと思います。
なぜって、この本は読むから面白い
のであって、映画は露骨な感じが
しますね。
って、どんな風に映像化されたのか
分かりませんが。
現代は女性の時代ですが、
働く女性にとっては出産は重荷でしょう。
以前は産婆さんが取り上げれば事足りた
出産が現代はそれほど単純では
なくなりました。
その単純ではない出産のいろいろな悩みを
かかえた産婦さんたち5人をとりまく
出産のあり方を一地方の産婦人科を
中心に物語が展開します。
そして、その続編が
“マドンナ・ヴェルデ”
おりしも、今NHKでドラマ化され、
松坂慶子さんと国仲涼子さんの主演で
放送されています。
何曜日だったか忘れましたが、
ジーンワルツを読んでから見ると
面白いかもしれませんね。
いつだったかな〜。