Acousphere Live 2016.10.11 吉祥寺Star Pine's Cafe

2016年10月11日(火曜) 吉祥寺スターパインズカフェにてスペシャルライブイベント「Acousphere with Friends」を開催します! 
Acousphere Recordに所属するアーティストが一同に集うライブをお楽しみください!
日にち:2016年10月11日(火曜)
場所:吉祥寺スターパインズカフェ 東京都武蔵野市吉祥寺本町1-20-16 B1
出演:Acousphere / Acoustic Sound Organization / Aerial / Sonascribe
時間:Open 18:00 / Start 19:00
前売り ¥3,900+1drink / 当日 ¥4,900円+1drink
詳細はこちらをご覧下さい!

2012年3月23日金曜日

福岡博士のタンパク質のお話

福岡伸一さんの今度の《動的平衡2》は前回の本

よりも更に面白く、我々素人にも分かり易い内容

になっています。


人はなぜ食べ続けなければならないか。

人は毎日およそ60gのタンパク質を分解して、

体外に捨てている。

それゆえ毎日60gのタンパク質を摂取しなければ

ならない。

ではなぜタンパク質をタンパク質として吸収せずに

わざわざ分解してアミノ酸にまでして、また合成する

のか。

それは生命には時間がある。分解と合成を繰り返して

自分の身体の傷んだ部分を壊しては作り直して、

《動的平衡》を保っている。

エントロピー増大の法則にのっとられないように、

細胞は合成してはすぐに自ら壊して分解する。


口から摂取したタンパク質は人の身体をつくるタンパク質

と同じではないので、一度ひとつひとつのアミノ酸にまで

分解して、再合成しなければならない。

ちょうどアルファベットをばらしてから、もう一度、自分の

言葉に並べ替えるようなもの。

人の身体は決まった状態を留めていることはなく、常に新しい

アミノ酸を必要としてそれを使い、身体を分解し、合成し、

代謝物を排泄する、をもの凄いスピードで繰り返している。


これを福岡博士は常に動いているが、しかし、バランスを

保っていると言い、《動的平衡》という日本語に訳しています。


動物のタンパク質は消化に時間がかかり、その排泄にも余分な

エネルギーがかかる。しかも動物の身体ですから、塩分がかなり

含まれているが、それを摂取する時その塩分を感じる事がない。

その為、更に塩、コショウと味付けをしてしまいます。

現代の日本人は肉の消費量が多くなって、《塩分控えめ》が

厚生省の指導で言われ続けていることですが、穀物と菜食の

日本人は本来むしろ塩分が足りないと言われていました。


《日本人は塩が足りない》という本にはこのへんのことが

詳しく書かれています。

さて、家人が先だって焼き肉を食べに行ったのですが、

『何だか疲れた!』と言っていました。