Acousphere Live 2016.10.11 吉祥寺Star Pine's Cafe

2016年10月11日(火曜) 吉祥寺スターパインズカフェにてスペシャルライブイベント「Acousphere with Friends」を開催します! 
Acousphere Recordに所属するアーティストが一同に集うライブをお楽しみください!
日にち:2016年10月11日(火曜)
場所:吉祥寺スターパインズカフェ 東京都武蔵野市吉祥寺本町1-20-16 B1
出演:Acousphere / Acoustic Sound Organization / Aerial / Sonascribe
時間:Open 18:00 / Start 19:00
前売り ¥3,900+1drink / 当日 ¥4,900円+1drink
詳細はこちらをご覧下さい!

2013年3月27日水曜日

時代の温度

時代の温度差

何年か前に自分のブログで
《私はガンで死にたい》
と軽口をたたいて顰蹙を買った。

ガンで苦しんでいる方や、ガンでご家族をなくされた
方の気持ちを考えなさい!・・・とお叱りを受けた。
確かに配慮を欠いた発言だったと思う。
でも、私は今でもガンであの世に行きたい気持ちはかわらない。

これは私個人の考え方であり、他の人は全く関係がない。
もし、私の周りで苦しんでいる人がいるのなら、気の毒
だと思うし、頑張って!と励ますことしか出来ない・・・
と思う。
そして、今、現に癌と宣告されて落ち込んでいる人のなんと
多いことだろうか。
医者の陰謀か!、それとも製薬会社の陰謀か!と思うほど、
あの人もこの人も・・・という
昨今である。

私は
福岡伸一さんの《生物と無生物の間》では人間の細胞はもの
凄い勢いで再生していて、エントロピーの法則に乗っ取られ
ない様に、自分で壊れ、再生していて、身体の中は"動的平衡"が
いつも保たれている・・・ということを学んだ。
そして、細胞は次にどんな役割の細胞になるのかは決められて
おらず、お互いの関係性に於いて、役割が決まっていく。
この役割を果たさずに勝手に増殖するのが癌細胞。

次に《千島腸造血説》では人の血液は骨髄からも造られて
いるが、主に腸で造られているという新しい考えを学んだ。

だから、どんな食べ物をどう摂取するのがいいかを考えるのが
大切なんですね。
"あなたの身体はあなたの食べたモノで出来ている。"
という考えは余りにも当たり前だけど、これ程の真実は
衝撃的なほどに当たり前にも拘らず、私達は其れ程認識して
はいないと思う。

そして、
福岡伸一さんは"もう、牛を食べても大丈夫か"であの狂牛病
の問題を分子生物学の見地から説明していて、
これも面白かった。
それでも、その時《牛を食べるな!》とは言えなかった。
余談ですけど、最近は《長生きしたけりゃ肉を食べるな!》と
堂々と書いている本が店頭に並んでいるから凄い。

それから、
《葬られた第2のマクガバンレポート》では戦後の日本人の
食生活が如何にアメリカ主導で、アメリカの餌食になって
いたかを告発しています。
戦後、アメリカの脱脂粉乳の消費拡大の為に日本国民の、特に
子供の成長を促すというお題目で学校給食がはじまりました。
アメリカさんのお陰で、日本の子供達の体格が良くなった・・・。

私はまさにこの脱脂粉乳が大嫌いで、いつもアルミニウムの
ボールに入っている、底に沈殿したゾロゾロした
粉を何時間も眺めて居残りをさせられていました。

日本はアメリカの経済戦略の犠牲になっていたにも拘らず、
私はアメリカのホームドラマに憧れ、英語を話したくて、
必死に英語を勉強しました。
広いキッチンの大きな冷蔵庫を夢見て、生活全般全てアメリカナイズ
することが幸せだと、アメリカに関与され、導かれることがひたすら
嬉しかった。
母にはいつも《アメリカかぶれ!》と言われていました。

さて、この脱脂粉乳の次が牛乳です。
日本にも酪農家が増え、牛乳も普通に飲まれるようになりました。
しかし、ここにも落とし穴があります。
第2のマクガバンレポートにも、癌との関係が書かれていますが、
《乳がんと牛乳》
イギリスの女医さんである、ジェインプラントの著書には
牛乳がどういうメカニズムで癌をつくりだすか、が書かれて
います。
単純な解釈ですが、牛乳はコップについでほおって置くと
油脂分が分離してきます。こうならないために、工場では
ホモゲナイズトという加工法を使って、非常に小さな粒子に
して分離しないようにしているのですが、これが人間の身体に
入って、腎臓でろ過される時に、この小さな粒子が引っかか
ってきます。
これが身体に負担を与えるのだそうです。

さて、アメリカの陰謀は牛乳だけではありません。
世界で一番たくさん作られている作物はトウモロコシです。
これは《生物多様性》の意味からも問題です。
トウモロコシは特に牛の飼料として、たくさん輸入されています。
そして、ここには遺伝子組み換え技術が使われています。
日本で
遺伝子組み換えでないという大豆加工製品を食べていても
安心だとは言えません。
国産のお肉だとしても、飼料がこの輸入製品だとしたら、こういう
連鎖を絶つことは難しい。

いま、穀物菜食の本を読むと玄米食で身体のデトックスをする
と共に、必要な栄養素のかなりの部分が摂取出来るとあります。
先日はこの玄米菜食で癌を克服した3人の方のお話を聞いて
きました。

で、話を元に戻します。
先日、ある学者の方が説明していましたが、今のお米の摂取量は
昭和17年のお米のそれの4分の一で、小麦の消費量は3倍から4倍
に増えています。肉の摂取量も正確な数字を書き留めなかったので
すが、ご存知の通り、かなりの量が食べられています。
わずか60年の間に食生活がこんなに激変している国はどこにもない。
まさにワンジェネレーション。
これは私が属している団塊の世代がドップリ浸かっている60年です。
このような事は自然にこう変わった・・・という事はありえない。
まさにアメリカ主導でモノが決まってきた戦後の歴史の積み重ね
でしかない。

このような食生活の激変が今の日本人の身体を蝕んでいます。

また、近代は医療技術が進みました。
でも、それをめぐる法律も製薬会社も何か違った方向に進んで
いるようで、延命だけが目標のような現状。
これはもう、団塊の世代がしっかり考えて
《どう、死んでいきたい》とはっきり言わなければ、今まで通り
の延命だけを金科玉条にしている老人医療は変わっていきよう
がない。
今まで死の問題はタブー視されて来ました。
日本の社会はこの団塊の世代と共に発展してきました。
時代を牽引してきたこの世代は・・・というより私は
はっきり言わなければと思う。
人の身体の不思議が分かり始めた私は、死ぬ時まで、苦しまずに
生活の質を変えずに生きていきたい。
人は例外なく、燃え尽きる時がくる。
禅宗の修行僧のように餓死に似た形もいい。
癌なら一切治療はしない。
普通に食べる事が出来なくなれば、点滴も管もいらない。

まさに、むだな治療はしないで下さい・・・ということ。
そして、余命が分かったら、その間、懸命に生きて、さよならが
したい。
もう、こういう事を言ってもいいですよね。
時代はこういう事を真剣に考えなくてはやっていけない段階にきて
いるのだから。


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