今日、面白いDVDを観ました。
《ハーブ&ドロシー》
郵便局員のハーブと図書館司書のドロシー。
つましい生活の中で、二人の楽しみは現代アート
のコレクション。
選ぶ基準はただ二つ。
1;自分達のお給料で買える値段であること。
2;1LDKのアパートに収まるサイズであること。
生活はドロシーのお給料で、そして、新しい
作品を買うのはハーブのお給料で。
そんな生活の中で約30年に渡って、集めた作品は
いつしか20世紀のアート史に名を残す作家の名作ばかり
になります。
多くの美術館に寄贈を依頼されるのですが、決まったのが
ナショナル ギャラリー。
その数4700点以上。
二人は現代アートという文化に積極的に参加しました。
今、これは《ヴォーゲル コレクション》として、有名に
なりました。
こんな生き方があるんですね。
意味ある人生が。
今ふたりはナショナルギャラリーから貰った幾ばくかのお金、
つまり、ふたりが困った時や病気になった時の為のお金を
やはり、又新しい作品にかけている。
広いアパートに移ったり、素敵なソファーを買ったりも
しないで。
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