Acousphere Live 2016.10.11 吉祥寺Star Pine's Cafe

2016年10月11日(火曜) 吉祥寺スターパインズカフェにてスペシャルライブイベント「Acousphere with Friends」を開催します! 
Acousphere Recordに所属するアーティストが一同に集うライブをお楽しみください!
日にち:2016年10月11日(火曜)
場所:吉祥寺スターパインズカフェ 東京都武蔵野市吉祥寺本町1-20-16 B1
出演:Acousphere / Acoustic Sound Organization / Aerial / Sonascribe
時間:Open 18:00 / Start 19:00
前売り ¥3,900+1drink / 当日 ¥4,900円+1drink
詳細はこちらをご覧下さい!

2014年3月1日土曜日

アンネの日記が・・・

我が家の近くの『南荻窪図書館』所蔵のアンネの日記が
破かれたり、汚されたり、何やら物騒な事件。
そして、これが飛び火しているとか。
これについての、世間の人の反応は色々。
ある人は『若い時にこの本を読まされてよく分からなかったから、
今になって、腹が立ってやったとか・・・』と自分の経験から
推測したらしい感想をのべていました。ははは。

一般的には反ユダヤ系の人の抗議行動だと見るようだけど、
人間は複雑ですからねえ、そんな推測が当たるとはおもえないけど。

司馬さんの『ニューヨーク散歩』にはこんな文章がある。
【ノーマン・メイラーはユダヤ人ほど自分を、厳密には自分の
精神を日夜悪意を込めて見つめ、分析する人はいない、とも
いう。
芸術はこの"塩分"から生まれる。
多数派はふつうノホホンとしている。
例えば、日本における在日韓国人の文学にはしばしば塩分が
ある。彼らにはメイラーのことばのように自分を分析する
場合、自己への敵意をつかう。多数派の日本人への敵意だけでは
、キャンペーンになっても、文学にも芸術にもならないのである。】

そして、こうも述べている。日本人は一般にユダヤ人を嫌わない。
それどころか女性の場合は良き妻であったりする。
例えば第94回芥川賞を受けた米谷ふみ子氏の『過ぎ越しの祭り』
は、夫の側のユダヤ的習俗に対し、大阪風の愛情の変形としての
高度な揶揄をこめている。揶揄という塩分がこの作品を傑作に
した・・・とも言っています。
日本という風土の中でユダヤ人に対する嫌悪感が生まれるもの
でしょうか。

確かに国民的にはご近所への敵意は日々強くなって来てはいますが、
だからこそ、そんな遠い存在に想いを馳せている暇などありはしない
でしょうに。
いずれにせよ、早く辞めて欲しいですね。