Acousphere Live 2016.10.11 吉祥寺Star Pine's Cafe

2016年10月11日(火曜) 吉祥寺スターパインズカフェにてスペシャルライブイベント「Acousphere with Friends」を開催します! 
Acousphere Recordに所属するアーティストが一同に集うライブをお楽しみください!
日にち:2016年10月11日(火曜)
場所:吉祥寺スターパインズカフェ 東京都武蔵野市吉祥寺本町1-20-16 B1
出演:Acousphere / Acoustic Sound Organization / Aerial / Sonascribe
時間:Open 18:00 / Start 19:00
前売り ¥3,900+1drink / 当日 ¥4,900円+1drink
詳細はこちらをご覧下さい!

2012年4月2日月曜日

『花粉のビンの中に暮らす』

糸井さんが花粉研究家の佐橋さんと
寺門ジモンさんとの対談で今の季節を
『花粉のビンの中で暮らす』
とおっしゃっています。
私はこの季節になると
"風の谷のナウシカ"
のような世界が今にきっとやって来る
と思ってしまいます。

花粉というのは植物の雄の生殖器官
なんだそうです。
花粉の表面や内部に、分子量が数万の
糖タンパクまたはタンパク質があって、
それが粘膜に入ると、抗原になって、その
抗原を身体は異物と認識して抗体を作る。
抗原が入ると、
抗体を作る、
が繰り返されて、この抗体に取り囲まれた
肥満細胞に一定以上の抗原が入ってくると
抗原抗体反応が出て来てしまう。
そして、肥満細胞が壊れて漏れ出した
ヒスタミンが末梢神経を刺激する。
クシャミ、鼻水、鼻づまり、目の痒み
がそうなんですね。

この時、抗体を際限なく作ってしまう人が
花粉症になり、抗原が入ってきても抗体を
あまり作らないような抑制遺伝子のある人は
発症しない。

小学生のころから、花粉症と闘っている
ジモンさんのお話は興味深いですね。
1・効き目の強いステロイドは知り合いの
女性が使って生理が止まったのを聞いて
ヤメタ。
2・レーザーで花粘膜を焼いた。効果はあった
けど、味がわからなくなって辞めた。
3・脊髄に注射を打つ方法はその医者に信頼が
持てなく辞めた。
4・花粉そのものを鼻にぬる。シニソウニなった
ので重症の人はだめ。

今は遺伝子治療の開発も進められている。
DNA治療は動物実験では成功している。

で、ジモンさんの花粉との共生の仕方は
食生活から。
毎朝のヤクルト。食事は
味噌汁や納豆、キムチのような発酵食品を
摂って、夜寝る前はヨーグルトLP21。
乳酸菌や納豆菌の入った発酵食品は腸を
整えるのでいいと思う、とおっしゃっています。

佐橋先生のお話ではカイロを後頭部にあてると
鼻の毛細血管が開くので楽になるらしい。
先生は脂っこいものを食べると症状が出やすく
なるとおっしゃって、菜食を続けているそうです。
ジモンさんは玄米と菜食をやって胃が荒れてしまって
辞めたといっていますが、これは玄米と菜食が
悪いのではなく、その摂取の仕方が悪かった
のではないかと思われます。
玄米も野菜もシッカリ噛まなければカエッテ
胃に負担をかけてしまいます。

先生はとにかく粘膜は乾燥に弱いので、加湿器で
湿度を上げるのが大切だと言っています。

やっぱり、風の谷のナウシカかな〜。