Acousphere Live 2016.10.11 吉祥寺Star Pine's Cafe

2016年10月11日(火曜) 吉祥寺スターパインズカフェにてスペシャルライブイベント「Acousphere with Friends」を開催します! 
Acousphere Recordに所属するアーティストが一同に集うライブをお楽しみください!
日にち:2016年10月11日(火曜)
場所:吉祥寺スターパインズカフェ 東京都武蔵野市吉祥寺本町1-20-16 B1
出演:Acousphere / Acoustic Sound Organization / Aerial / Sonascribe
時間:Open 18:00 / Start 19:00
前売り ¥3,900+1drink / 当日 ¥4,900円+1drink
詳細はこちらをご覧下さい!

2012年5月10日木曜日

時計遺伝子

人は体内に脂肪細胞を持っているのだそうですが、

これが一番細く不活発なのが、午後3時頃、ここから

徐々に活発になってきて、夜中が最大になり、この時、

細胞は丸くなっているそうです。

この時に食べると全部、吸収して、太る。

つまり、私流に考えれば、人は夜の睡眠中に身体の修復を

はかる訳だから身体は効率よく働いて吸収するんだと

思います。とにかく疲れたら早く寝なさい!というのは

昔から言われていることで、修復もするし、吸収もする

・・・。


このメカニズムを使ってダイエットをする人がいます。


朝はしっかり朝食を摂り、身体に活力を与える。

そして、昼も普通に摂って、夜は軽くすませて早く寝る。

もし、夜遅くまで仕事をするのなら5〜6時に軽く食べて、

遅くには、もっと軽く済ませる。

夜あまり食べなければ、朝はしっかりたべられます。

夜遅く食べれば、あまり消化されずに残っているので

朝は食欲がないからたべられませんね。

食べる量を変えずに食べる時間を変える事だとこの時計

遺伝子の研究者は言います。

つまり、太陽が沈んだ時間に食べると他でどんなに節制

しても太るということなんでしょうか。


この時計遺伝子の性質を使って、今まで治療が困難であった、

癌治療や、リュウマチの治療に効果を上げた方がいらっしゃ

います。

リュウマチの原因物質は朝から夕方に向かって減り、

夕方から夜にかけて増える。この増える時に薬を投与すると

効き目があるそうです。同じ薬、同じ量なのに、朝、昼飲んでも

きかなかったのに、時間遺伝子を利用して、夜投与した結果、

回復したという女性の方がおられます。


抗ガン剤は正常な細胞にも反応してしまうので、その副作用

が問題になっていますが、夜になってから、1.5倍の量の

薬を正常な細胞がもっとも活発になる時間に投与して、がん

細胞を分解する。

33歳の男性は腰の痛みを感じて病院に行き、肝臓に大きな

がん細胞を二つ発見します。最初は大き過ぎて摘出できない

ので、あきらめかけるのですが、この時計遺伝子を利用して

抗がん剤が最も良く効く夜の時間に投与して、がん細胞を小さく

して、その後に摘出が可能になり、無事生還したそうです。


人間は正確な時計遺伝子を脳にもっているそうですが、この

脳の中の親遺伝子は頑固なほどに安定しているので、1〜2ヶ月

の不規則な生活をしても脳の時間は移行せず、身体の細胞だけが

乱れて時差ぼけを起こす。

この乱れが身体のストレスとなり、高血圧、糖尿病、骨粗鬆症、

女性では生理不順、乳がんなどの症状が起こるそうです。


今、この研究は海外では食道がんや胃がん、膵臓がんなどに

効果があるそうですが、日本での障害は夜間に投薬しなければ

ならないので、医療従事者の数が少ないことと、この人達の

健康にかかわることだそうです。


しかし、横浜市立大学では、その医療従事者の夜間の睡眠の

リズムを調べて一番深くなる時間に合わせて仮眠を2時間ほど

取るとかなり改善されるというような事を利用して実施している

そうです。


思うに、世間には健康に関する新常識や新しい考え方の情報が

氾濫していますが、人間の身体の仕組みは本当の所は何も

変わっていないのでは。

人間の身体は何もかわっていない、変わっているのは私たちの

解釈の仕方が変わって来ているだけだ・・・と福岡博士は言います。


そして、戦後65年の間の日本人の生活の仕方と食生活の大幅な

変化に私たち日本人はついていけないんだと思います。

今起こっている各種の成人病はこの現れなんですよね。


一日3食をちきんと摂る。偏らずになんでも食べ、小食にする。

しっかり、噛んで、ゆっくり食べる。夜はしっかり寝る。

これほど、明確なことはない。しかし、これが難しいのが現代

なんですねえ。

最近私は自分の身体と付き合うのが面白くて仕方がない。