昨晩からの強い風。
木々がザワメいて、葉がこすれる音。
雨戸が時折襲う気まぐれな強風にガタガタ、
キシキシと何かを訴えている。
あ〜、そうだ、あの大きく育ったトマトは
大丈夫だろうか。
昨日はけっこう赤くなっていたけど、収穫
するにはもうちょっとかな〜。
何度となく眼を醒ましては、
『大丈夫かな〜』
を繰り返して、寝返りをうっていた。
朝一番にトマトを観に行って、健在!
野菜を作っておられる方々の苦労や喜び
の一端を噛み締めた気分。
で、収穫しました。
手に持ったときのその充実した重さ、
しっかりした肉質、放射状に伸びた甘さ
の指針になる白いスジ。
ウンマイよ、きっと。