この11月、軽い引っ越しをした。
で、色々な職人さんに軽い修繕をお願い
したのだが、職人さんはいいな〜と感心する事、しきり。
まず、大工さんに7畳の部屋の床をはがして明るい色の
フローリングに変えて貰った。
処が、今は仕事が立て込んで居るとの事。
無理を言って、日曜日一日ではりなおしてもらいました。
いつもは、鼻歌交じりで悠々仕事をしているのに、その日
は結構必死でした。次は硝子やさん。
硝子やさんも何やら忙しいらしく、予定を組むのが
難しいらしい。
で、いきなりやってきて、ガラスを変えて行った。
さて、次は経師やさん。
日曜日の朝9時に来るという。
我が家の若いもんは経師屋という言葉は始めて聞くという。
会社名は"メイク ◯◯◯』
この方が分かりやすい・・・と若いもんはいいます。
『Do it yourself』が好きな私は張り付いて作業を眺めてしまいました。
うーん、なんとか私でもやれないだろうか。
障子や襖は破やすいもの。
自分でもやれるといいですが、作業が終わってみれば、見事な
出来栄えです。
やはり無理ですね〜、じぶんでやるのは。
処が、この仕事師さんはいいます。
『会社は辞めて、自分でやってるのよ。
あとを継ぐのがいないもん。
娘がふたりでね。一人はけっこんしたんだけど、
一人は戻ってきちゃって・・・。』
『その娘さんはやらないの?』
『やらないね〜、興味がない。』
『やれば良いのにね〜。』
どこも跡取りは居ないのですね。
折角の技術が受け継がれない。