さて、寺田屋本家の23代目、寺田啓佐さん
の奮闘は続きます。
やっと出来た発芽玄米酒を売り出しますが、
チョット今までのお酒の味とは違います。
瓶に入れた後も中で熟成するので毎日味に
変化があるそうです。しかし、そう言うお酒は
お酒とは認められないということから、自然食品、健康食品の括りから発売される事に
なります。
処が飲んだ人はこれに病みつきになります。
リピーターが続出します。
おまけに血糖値が下がったとか、血圧が下が
ったとか嘘の様な話しが出てきます。
私はこういう話が大好きで、本当だと思う
人種です。
家族の中にこれを飲ませたいと思う人も
います。寺田さんは玄米菜食を勧めている
マクロビオティックについても書いておられます。
この本がAmazonから届いて、さてスターバックス
で最初の1ページを読もうとしたら、眼の前に
一升瓶がドンと置かれました。
『えっ、何?!なんで?・・・』
流石に『むすひ』ではありませんでした。
その奥には若い男性・・・大学生のようです
が二人ニコニコして座っています。
私の興味津々の顔に応えて、
『これは珍しいお酒で一般には流通してない
んですよ。』
そのお酒の名前を聞いておけば良かった・・
何か心に引っかかる物を持っていると、必ず
その事に関係する事に出くわすもの。
その大学生風の二人はコーヒーを飲んで、サッと
かき消えてしまいました。
巡り合わせの不思議にしばし茫然でした。