Acousphere Live 2016.10.11 吉祥寺Star Pine's Cafe

2016年10月11日(火曜) 吉祥寺スターパインズカフェにてスペシャルライブイベント「Acousphere with Friends」を開催します! 
Acousphere Recordに所属するアーティストが一同に集うライブをお楽しみください!
日にち:2016年10月11日(火曜)
場所:吉祥寺スターパインズカフェ 東京都武蔵野市吉祥寺本町1-20-16 B1
出演:Acousphere / Acoustic Sound Organization / Aerial / Sonascribe
時間:Open 18:00 / Start 19:00
前売り ¥3,900+1drink / 当日 ¥4,900円+1drink
詳細はこちらをご覧下さい!

2015年6月1日月曜日

阿佐ヶ谷の蕎麦屋さん『大古久』

最近よく行く阿佐ヶ谷の蕎麦屋さんです。

ニシン蕎麦が有名で、看板にもにしん蕎麦なんちゃら・・・と書いてある。

でも、あの小骨の多いニシンですよね。ちょっと厄介な感じがして、まだ、

挑戦はしてません。

同じように小骨が意外なところで厄介なのが、《うなぎ》

折角、大枚をはたいて、御馳走したのに、小骨を喉に引っ掛けて、大泣き

した孫。

結局、父親が喉の奥に見つけて取り除き、一件落着だったのですが、その

後味の悪さ。でもウナギ好きなら一度や2度、喉の奥に細い骨を引っ掛ける

なんていう経験はありますね。

なるべく気をつけて・・・と思うけど、その旨さに我を忘れて・・・というのが

現実。


さて、件のニシン蕎麦。

ウイキで調べてみるとやはりね。江戸時代北海道で獲れたたくさんのニシンは

北前船から一大消費地京都に送られていました。

そして、甘露煮にされたりしました。

そして、やがて、このにしんをソバにもトッピングする・・・というのが流行り、

連綿と続いているということでしょうか。ソバとニシンが食べ合わせが良いとか、

栄養的に相乗効果があってとか、そういうことではなさそう。

つまり、その時、ニシンがたくさんあった・・・ということなのでしょうか。


北海道の江差にはニシン御殿が未だに残されていて観光の目玉になっているそう

ですが、裏日本の沿岸には司馬遼太郎さんの『菜の花の沖』のような漁業によって、

一代で御殿を築きあげたという人物が多く輩出されているのですね。

そして、ニシンは食用にも、肥料にも使われたらしい。

高田屋嘉兵衛のような人物が功成り名を遂げて、ロシアに行き、日本の歴史を

華々しいものにするのでしょうね。

さて、さて、私の実家の母は茨城県の那珂湊に近い平磯の出身。

母の父親はそこの大きな網元の息子だそうですが、漁師を継がなかったのか、

実家から少し離れたところで質屋のようなことをやっていたとか。

そのお爺さんの実家は海の沿岸の坂に這うように造られた3階だての旅館を

今はやっているのだと教えられ、20年程前に行った時に一度訪問しました。

そして、歴代の墓が近くにあり、なんと江戸時代の先祖の名前も書いてあって、

今なら写メでおくるところでしょうが、その時は時間がなくてぼーっと

読んだだけでした。

そうそう、ルーツさがしですよね。

行かなくては。


さて、私はその日、大古久の『お楽しみ御膳』を堪能してきました。

野菜の天ぷらがつき、鴨の入った暖かいそばつゆでツルツルっとね。

おいしゅうございました。