Acousphere Live 2016.10.11 吉祥寺Star Pine's Cafe

2016年10月11日(火曜) 吉祥寺スターパインズカフェにてスペシャルライブイベント「Acousphere with Friends」を開催します! 
Acousphere Recordに所属するアーティストが一同に集うライブをお楽しみください!
日にち:2016年10月11日(火曜)
場所:吉祥寺スターパインズカフェ 東京都武蔵野市吉祥寺本町1-20-16 B1
出演:Acousphere / Acoustic Sound Organization / Aerial / Sonascribe
時間:Open 18:00 / Start 19:00
前売り ¥3,900+1drink / 当日 ¥4,900円+1drink
詳細はこちらをご覧下さい!

2012年2月20日月曜日

白瀬矗の話し

最近健康オタクと言われるほどに身体の事が気になり、

周りの人にもことある毎に話しては食が大事だと

力説している自分が時々イヤになる事がある。


確かに食は大事で、

《貴方が食べたものがあなたである。》

ということも確か。

しかし、その健康はなんの為かと言えば、

良い人生を送る、生きた!と思える人生を

手に入れることだと思える。

で、昔のブログを引っ張り出してきた。


綱渕謙錠さんの《極》という本には南極探検隊長の白瀬矗さんの

ことが書かれている。

白瀬さんは国学者佐々木節齊さんの塾に通ううち北極探検の実行

方法をしつこく訪ねる。この時、白瀬は12歳の少年だったそうだ。

《次の5つを守ることから始めよ》と言われ、それを実行する。

禁酒、禁煙、お茶もお湯も飲むな、寒中でも絶対に火にあたるな。

という寒がりの私にとっては凄まじい戒律に思える戒律。

これをその2年後には既に習慣化してしまったそうです。


健康法おたくになりつつある私からすればこの人の内臓について

心配になったけど、頗る元気で、南極探検も果たしているのだから

並みの強靭さではなかったのだろうと思う。


身体が冷えるとウイルスが入り込みやすくなるからなるべく冷やさない

ように、冷たいものを身体に入れると身体を冷やす、とか一般常識では

言われているけど、この白瀬さんのエピソードは人間の執念というもの

が、(綱渕さんはこれを《情念》とおっしゃっていましたけど)結局は

人間の一番のエネルギーになるのだなと思うのです。

病気を心配して臆病になったり、途中で諦めたりしているようではダメ

なのですね。


人は心で生きているというのは本当なんですね。


でも、それでも、ちょっとの隙に忍び込んでくる病気とは如何に対決

したのかと思うのですが、グルメとか飽食とかには関係ない時代だった

ことも考えれば、多分暴飲暴食とは無縁で、食そのものに重きをおいて

はいない・・・という態度だったのではと思います。


何かを成し遂げようとするエネルギーに勝るものはないということで

しょうか。

ここ2〜3日咽頭を腫らして高熱とだるさに悩んだ私は身を横たえて

ねているしかない状況で考えた。

寝ていることで身体の節々が痛くなってくる、身体の欲求を聞いていると

どこもかしこも不具合を訴えてくる。これはもう、起きて動かして、

そんな小さい訴えなどには耳を貸さないほどの楽しいことを見つけ出さ

なければいけないなと。

具合が悪くても這ってでもやりたいことをやる。

要するに、好きなことを見つけなさいということなのだと



こんなブログを書いていました。

今思うに、なんの為の健康かを考える時、人はやはり

心が大切だということなんでしょうね。

昨日の大森かずえ先生のお話でも

心があって、身体がある。

心が不健康なら身体も同じ様に不健康になる。

こう考えるとき、分かり切っていることの様に

思えて分かっていない、当たり前のこと、

つまり、良く、生きるという事は健康に生きると言う事

なのかなと思います。

その上で何かをやりたい情熱が果たせればいいですね。

で、その情熱を果たす為に人は過酷なまでに

健康に留意するんだと思います。