橋本大阪市長が労働組合の不祥事をあげて、謝りに来い、
と言ったことを受けて、渋々やってきた労働組合の委員長
は何やら、出入り商人のように、揉み手は流石にしていな
かったけど、始終橋本氏の顔色をうかがい旗色が悪かった。
そして、これから行われるであろう会議は
『是非、カメラなしで、』
と懇願する始末、理由は奮っている。
『カメラに慣れていないので、緊張して・・・・』
橋本氏は即刻事務所引き払うよう要請していた。
公務員の不正や、官僚の庶民感覚から遊離している生活
態度や金銭感覚をこれから懲らしめてくれそうな橋本氏
である。
これから、政治がいい方向に向くのかな、と期待をしたい
と思うのだが、いや、まてよ。
この人も以前、自信満々の強弁をバラエティー番組で
行って、確か、光市の母子殺人事件の弁護団の懲戒請求を
した人である。
はっきりした物言い、断定する言葉、良い悪いをはっきり
言いあてる言葉を言う人は威勢がよくて、今の時代の
不透明な時代はこういうのに、すがっていきそうになる。
この人が権力の座について、社会の構造や仕組みをなにやら
すっきりさせてくれそうだが、しょせん政治は権力構造の
装置だとすれば、長くこの世界に住めば、濁ってくるの
でしょう。
もう、政治家がなにを言った、なにをしたには眼をむける
ことはしないで、ただ、公約を守ったのか、政策はなんなのか
だけに眼をむけるだけでいいのかも。
報道のなにやかやは勝手にしてればいい。我々庶民は生きていく
のに、せいいっぱいだし。