中央線沿線の荻窪には当然の事ながらコミック漫画を生業にしている
人が多い。
以前には我がレストランにも《よしながふみ》さんらしき方がいらして、どう見ても
彼女だ・・・と思ったのだけど、ここはいかにファンと言えども邪魔をしてはならじ、
と遠くで眺めるだけだった。
娘の幼稚園には夫婦で漫画家という方のお子さんが入ったというので、こちらも
やや興奮してしまった。
バザーに行けば、そのお父さんが汗びっしょりで綿飴を作っているのに遭遇し、
微笑ましかった。
さて、今日はシトシト降る雨がやや収まる間隙をぬって、本屋巡りをして、久しぶりに
私の大好きな《マスター・キートン》の新作を見つけてルンルンで帰り道についたの
だけど、近くの喫茶店でちょっと休憩。
先日頂いたカフェオレが美味しかったので、今日もそれを頼んで早速マスター・
キートンを読みふけり、一話を終わってゆっくりお隣さんを観ると、何やら、漫画の
校正をしている様子。40後半か50前半かのご夫婦が座っており、奥様が漫画家
なのか、必死に直しているのか、付け加えているのか。
時折、ご主人?に見せては意見をもとめているのか、。
そして、左隣をみればこれ又違ったタイプの漫画を描いているお姉さん。
え、え、え~・・・。
その二組に挟まれて凡人の一般ピープルの私はマスターキートンにのめり込んで
いる。
いやはや、荻窪はこんなオバさんまで漫画好きでこういう情景も珍しくないのですねえ。