アッサム茶を飲みながらイチゴババロア。
ここで本『インターネット的糸井重里』を読みつつ、ユックリ味わっていると
前に20代後半かな〜、おとなしめの若いカップルが座った。
カップルってもう死語ですかね。じゃあ何と言うのかふたり連れと言葉を変えても、
同じか。イヤもっと、古い!
女性はファッション雑誌を観入っている。男性はやや後ろに彼女を包み込むように
座って居て、自己主張など一切しない。
彼女はイチゴショートを頼んだ。彼は他の何かをたのんだのに、結局、彼女と同じ
ケーキに変えてニコッとしている。
最近草食系の男子ってよくいうけど、こういう男をいうんですね。
二人はほとんど喋らず、女性はひたすら彼などお構いなしにファション雑誌に魅入って
いる。
件の彼な〜んもしゃべらない。
二人で居るだけで幸せなんだ。
へ〜〜!!!。
もう、妖怪と言っていい歳の私には側に居るだけでな〜んも話さなくても幸せ、
なんていう記憶はとうの昔に海馬の倉庫から棚卸しされて棄てられているなあ。
静かな二人は私の脳裏から存在が消されて、思う存分本が読めました。
サンキュー。