その昔、昭和17、18、19年の頃、桜並木を見下ろす道の
横の小高い崖の上に毎年4、5人の少年兵が並んで、敬礼
をした・・・これからお国の為に闘って参ります、と。
これを見ていたある男は毎年枯れていくばかりの
桜を元に戻そうと、家業の旅館を奥さんに任せて、自分は
毎日桜、サクラ、さくらで過ごしていた。
枯れた木の生きている枝を探し、自分流の挿し木をして、
見事に桜並木を復活させたそうな。
これが吉野川沿線の桜並木。
我が家の桜も6年目を迎えて見事な花を咲かせています。
今年は八重桜も植えて、一層華やぐのではないでしょうか。
吉野川沿線の桜並木を復活させた76歳のおじいさんには
及びませんが、私も花咲かババアになれそう。